けもみみ&しっぽの表現力の有効活用
★★★★★
この本に出てくるカップルは3組。
表紙の白獅子×クロネコ、ライオン×白うさぎ、ユキヒョウ×オオカミ。
それ以外にもストーリーのかなめになる人(黒牛、クロヒョウ)は
しっかりイケメンに擬人化されている一方、
モブな動物たちは擬人化といっても立っているだけという書き分けがあるので主要人物がつかみやすいです。
あと、耳としっぽをつかった感情表現がうまいなーと。
多分普通に絵もうまいのでしょうけどただ単についているだけじゃなく、
「こわくないよ!」といいつつしっぽを巻いているクロヒョウ(怖いのを隠せてない)のように
そこはかとないコミカルさも演出させてみたりしてたりします。
たしかにあとがきで擬人化に強い自信を持たれているのも納得。
獣耳好きには堪らない。
★★★☆☆
主人公は黒猫(表紙右・受け)。
その恋人は白ライオン(表紙左・攻め)。
この二人を中心に、森の中にある動物達が働く会社での物語が展開される。
登場人物は全員、オール獣耳+尻尾。
人間はいません。
獣耳好きには堪らないかと思われる。
表紙の二人以外の組み合わせでは
ライオン×ウサギ(年の差カップル)
雪ヒョウ×狼(メガネ×ツンヘタレ受け)
闘牛?×黒豹(オッサン×美青年)
など。
絵は可愛くて綺麗で文句なし。
ただ、エロは少なめなので、エロは期待しない方がよい。
ストーリーは、ほのぼの系。
これに萌えずに何に萌えるか!!!
★★★★★
かわいいかわいいかわいい。
萌え萌え萌え萌え。最初から最後まで萌えないページはない!ぐらいのケモミミ萌え作品。
白獅子×クロネコや、獅子×白ウサギなど、カップリングはいくつかあるが、どれをとっても王道ケモミミ萌え。
カッコよくりりしいケモミミ攻めと、可愛ゆい受け。
これに萌えなかったら、きっとあなたは何者にも負けない鋼の心の持ち主・・・ってぐらい蕩けることうけあい。
脇キャラ的他の動物も、なんかかわいくて、主役以外でも視覚萌えできます。
話の内容もちゃんとしっかりしていてただ可愛いだけでもないので辛口な読者でも満足できるはずです。