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孤独なランナー

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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何度聴いてもすばらしい ★★★★★
ライブアルバムというのはそのときのノリを録音してあるものが多く、一度か二度聴くぶんにはその会場にいたような気になって楽しいのですが、どうしても飽きてしまうものが多いように思います。しかし、このアルバムは何度聴いても飽きないすばらしい傑作アルバムです。
ジャクソン・ブラウンのアルバムの中でも1.2位を争う好きな作品で、ぜひ多くの人に聴いてもらいたいものです。
声の張りや曲の良さはもちろん、ジャクソン・ブラウンを支えるミュージシャンの演奏もすばらしく、ライブアルバムにありがちな荒さも感じられない、非常に完成度の高い作品です。
ロード・ミュージックの傑作 ★★★★★
ロード・ムービーというジャンルがあるなら、(私の造語だが)ロード・ミュージックという言葉があってもいいだろう。本作はコンサート会場での演奏の他に、移動中のバスやホテルでの録音も収めた、旅の中から生まれた傑作。その旅とは単なるツァーのための移動だったのか? そうではないだろう。彼なりに、アメリカという国、そして自分自身を見つめた旅であったのだろう。その旅で得られたものが、素晴しい曲に結実した。彼の70年代の作品の中で、本作ほど広大なアメリカの大地を感じさせてくれるものはない。どの曲も聞き応えがあるが、ハイライトは誰もが指摘するようにラストの2曲のメドレー。その歌詞のように、いつまでも演奏が続いて欲しいと願うのは私だけではないだろう。70年代ジャクソン・ブラウンの充実ぶりを実感できる名作です。
ジャケットがイイ ★★★★★
77年発表、ジャクソン・ブラウンの5thアルバム『孤独なランナー』。
ホテルやバスなどでの演奏を収録したライヴ・アルバム。といっても、一般的なライヴ・アルバムのような代表曲をライヴ演奏したものではなく、全曲初収録の新曲なので、実質5枚目のオリジナル・アルバムと言えます。デヴィッド・リンドレーを筆頭とする、お馴染みのメンバー達と共に、ジャクソンがリラックスして演奏している姿が想像できます。

疾走感溢れるロック・ナンバー「孤独なランナー」。アコースティック・ギターの切ない音色が印象的な「ザ・ロード」。ジャクソンらしいメロディアスなバラード「ロージー」。リンドレーの弾くフィドルが素晴らしい、カントリー・フレーバー溢れる「コケイン」。最後を飾るのは「ザ・ロード・アウト」と「ステイ」のメドレー。ピアノをバックに情感たっぷりに歌う前半部、絶妙なスティール・ギターが味わいを加えている中間部、そして、バック・メンバーの歌声も聴ける後半部。まさに感動のフィナーレを飾る名曲です。

ライヴ録音のため若干音が粗いですが、曲と演奏がそれを補って余りある名盤です。また、邦題にマッチしたジャケットも素晴らしいです。『レイト・フォー・ザ・スカイ』を想わせる雲の浮かぶ空に、人影もなく、先も見えないハイウェイ。哀愁漂う寂しさの中に、“これから先”を意識したようなポジティブな気持ちも感じられます。ジャケットを見ながらアルバムを聴くと、さらに心に染みます。

ライヴ・アルバムだからといってスルーせずに、是非聴いてみてください。ジャクソンの他の名盤にも全く見劣りしない作品です。
記念碑的な初のライヴアルバム ★★★★★
初のライブアルバムでツァーメンバーはザ・セクション(ジェイムス・テイラーのバックで有名)にローズマリー・バトラー、リンドレーとダグ・ヘイウッドです。
手練のミュージシャンに囲まれ、素晴らしい出来映えとなっています。
このアルバムはミュージシャンのツァー自体を、コンセプトにしているようです。(旅を人生にたとえています。)
そのため如何にもツァーバスの中で録音したような、雰囲気の曲も含まれています。(Nothing But Timeがそうです)
「Running On Empty」は映画「フォレスト・ガンプ」でも使われていたので、聴いた事がある人が多いかと思います。
ガンプがアメリカ大陸を走って横断する、旅のシーンで使用されています。
自分はこのアルバムか前回の「プリテンダー」か、どちらをベストワンに選ぶのか悩むところです。
とくに後半の2曲のつながりが素晴らしいです。(Stayではあのリンドレーの、歌が聴けます!)
このアルバムは比較的ジャクソン・ブラウンにしては明るい曲が多く、珍しく他人の曲のカヴァーまで披露しています。(彼は他人にカヴァーされることは沢山あります。)
2曲目の「The Road」と「Stay」が彼の曲では有りません。
それからこのアルバムで70年代の、ジャクソン・ブラウンの最後です。
これ以降彼は、大きく変わって行きます。