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青春歌年鑑 1971 TOCT10721

価格: ¥2,980
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
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万博の翌年のヒット曲の集大成 歌謡界が輝いていた時代 ★★★★★
フォーク・クルセダーズのメンバーだった加藤和彦と北山修「あの素晴らしい愛をもう一度」、同じくはしだのりひことクライマックス「花嫁」「ふたりだけの旅」、そしてジローズ「戦争を知らない子供たち」、赤い鳥「翼をください」、トワ・エ・モワ「誰もいない海」のように、現在でも歌い継がれている名曲が誕生するといったフォーク全盛時代の到来です。
それと反比例するように前年までのグループサウンズブームが霧散し、堺正章「さらば恋人」、井上順「昨日・今日・明日」と、それぞれソロ活動で活躍し始めました。

小柳ルミ子「わたしの城下町」、南沙織「17才」「潮風のメロディ」、天地真理「水色の恋」がヒットするなど、アイドル・ブームも到来です。男性では、GSに代わり、野口五郎「青いリンゴ」、にしきのあきら「空に太陽がある限り」がヒットし、フォーリーブス「夏の誘惑」を聴きながら青山孝史を偲んでいます。

この年を象徴する歌は、尾崎紀世彦「また逢う日まで」でしょう。これ以降、日本のヒットチャートを席巻し続ける阿久愁の作詞、筒美京平の作曲という強力コンビの第1弾というのも何かの縁です。ズーニーブー「ひとりの悲しみ」の詩を変えたのは大成功でした。

渚ゆう子「京都慕情」、加藤登紀子「知床旅情」、欧陽菲菲「雨の御堂筋」、ちあきなおみ「別れたあとで」のように歌謡曲も全盛時代です。大好きな平山三紀「真夏の出来事」、由紀さおり「生きがい」との再会も嬉しかったです。北原ミレイ「ざんげの値打ちもない」の良さを当時分からなかったのは、自分の未熟さでもありました。青春時代の思い出とオーバーラップする歌の数々を聴きながら懐かしさに浸っています。なお、リーフレットに歌詞は掲載してありますが、解説がないのは画龍天睛を欠いていると思いました。
「続」の方と合わせてどうぞ ★★★★☆
主に「この頃生まれてねーよ!」って人にも聴いて欲しい部分をピックアップ。

尾崎紀世彦ファンとしては、「また逢う日まで」と「さよならをもう一度」ははずせませんね。
きよっちゃんと言えば(私は勝手にきよっちゃんと呼ばせてもらってます)
「夜もヒッパレ!」でよくB'z唄ってましたね。
あの伸びとハリと音域のある声で、最近の売れ筋曲を歌ってくれると
結構しびれました。B'zとかミスチルとかって、たとえば素人がカラオケで歌っても
なかなか唄いこなせないアーティストだと思うのですが、きよっちゃんはさすがですね。
また逢う日までの前奏の部分だけは、ビールのCMで使われてたから、そこだけ知っている人も
多いかもしれないけど、さよならをもう一度はあまり知名度高くないかも><
でも、私は「また逢う日まで」のサビの部分だけが頭にこびりついていて、お父さんに
「二人で〜ドアをしーめーて〜〜!!!って歌ってる曲なに?」って聞いて
歌手名と曲を教えてもらって知ったんですよね〜。
(あの歌詞は離婚を歌っているんでしょうか…)

はしだのりひことクライマックスってアーティスト名がすごいけど、
この「花嫁」っていい曲ですよ。
「17才」は森高千里もカバーしてたので説明するまでもないでしょう。
「あの素晴らしい」と「翼をください」も学校で唄ったりして覚えてるんじゃないでしょうか。合唱で。

「ナオミの夢」はなぜか「僕たちの洋楽ヒット」というオムニバスにも入っていました。
ハモリが楽しいです。バリバリ日本語歌詞なんですが…洋楽なのか??
歌謡曲の頂点の年だった ★★★★★
 1971年、いまから振り返ると歌謡曲の頂点の年だったとおもう。
 女性ポップ歌手の由紀さおり、いしだあゆみ、渚ゆう子といった面々がヒットを飛ばしている中に、南沙織、小柳ルミ子、天知真理というアイドルが出現して、ものすごいブームをうみだし、それからの日本の歌謡曲は、アイドル中心の世界になっていった。そういった意味で、71年という年は新しい流れの始まりの年であった。
 トワ・エ・モアやはしだのりひことクライマックス、ジローズといったフォークソングもヒットしていた。そして日本ポップスの名曲「また逢う日まで」の尾崎紀世彦、スターにしきのあきらと超豪華、また、演歌史上の傑作「ざんげの値打ちもない」もこの年だ。
 30年ぶりに聴くとどれも懐かしいが、驚きはその音質である。声の生々しさ、楽器の各音の明瞭さは、最近のJ-POPをはるかに上回っている。当時を知る人にも新たな発見があるし、若い人もいまの楽曲とは全く違う音の世界があることに気づくでしょう。