美しい曲が多い
★★★★★
今頃になってレンタルにて本作品を観た。巷のレビューは辛口のものが大半を占めていたので、気持ちをニュートラルにして観てみた。感想は、「いい映画じゃないの」というのが本音だった。今や国民的存在となってしまったスタジオ・ジブリには、あまりにも過大な期待が寄せられているのではないだろうか。本作ではCGを一切使わず、手描きのセルということだが、「明かり・照明」が本作では大変温かいのである。LEDや蛍光灯といった昼光色に慣れきった目にはとても優しく映った。
音楽では、壮大なスケールのものから、心休まる静かな曲まで範囲が広い。私が一番気に入った曲は「フィナーレ」で、勿論映画の最後の場面で流れるものである。テーマソングをピアノで演奏した曲なのだが、美しくも、自分の幼少期を思わせる懐かしさや切なさを感じた。
私は三十代後半の独り身だが、買って良かった一枚だった。
映画の画風と伴にクラシックに回帰した秀作
★★★★☆
リングにかけろ、ナウシカ、アリオン、ラピュタ、そして魔女の宅急便以来、20数年振りに久石さんのCDを購入しました。それは映画を見て、これまでのどの宮崎作品よりも今惹かれているクラシック音楽に近かったからです。
宮崎監督が英国で画家ミレイ(1829-1896)のオフィーリア(ゴッホ美術館に続き東京で先日まで展覧)を見た衝撃から「精度を上げた爛熟から素朴さへ舵を切りたい」と決断したことと深く繋がっているのでしょう。
その素朴さへと回帰した画風と見事にシンクロする、子供から大人まで楽しめる聴き応えのあるフルオーケストレーションの素晴らしいサウンドトラックだと思います。
また、耳に残るポーニョ・ポーニョという主題歌も最後に収録されており、クラシック音楽の深みを味わえると伴に元気ももらえるCDです。
映画は観ていませんが・・
★★★★☆
0歳の娘がいるので映画館に行けず、「崖の上のポニョ」
をまだ観ていません。でもCMのかわいい曲にひかれ早速サントラを購入しました。
トトロのサントラもよかったし、ポニョの主題歌を娘に歌って聞かせたくて。
ポニョの主題歌があまりにも短いバージョンでザンネンだったのですが、
他のサントラの曲は映画をまだ観ていないにも関わらず、
素敵な壮大な映画を思わせる曲ばかりでBGMによく流しています。
ポニョの曲のときは元気よく歌っています。「海のおかあさん」もあたたかくて
素敵な曲です
まだ娘が小さすぎて、映画館では観れないので、DVDが出れば買って観たいと思っています。
「崖の上のポニョ」の長いバージョンが聴けなくて残念だったので☆は4つにしました。
よくばりかな
★★★★☆
映画も音楽もとても良い出来です。父親の私は、フジモトの気持ちに涙したり・・・。ポニョを宗助に貰ってもらう時、さりげなく交わした握手が、来る娘の結婚式を思うと、もう・・・(涙)それで、「お迎えが来ないから、散歩させておくれ」の歌詞バージョンがないので星4つにしました。きっと宮崎さんの宝物なんでしょうね。よくばりですねわたし。。。
買って良かったです!
★★★★★
映画を観た時に流れてた音楽で感動をもう一度、いや何度でも振り返ることのできるサウンドトラック版は数多くありません。
しかしこの崖の上のポニョは久石譲さんの素晴らしい曲とアレンジでストーリーと共に感動させてくれた。
この映画と音楽に出会えて感謝とありがとうを送りたい。癒しと勇気、いただきました。