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October

価格: ¥2,213
カテゴリ: CD
ブランド: Island
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U2の中心をなすオリジナルアルバム2作目として長く期待されていた『October』は、2作目はハズレのジンクスをかわしたばかりか、デビューアルバム『Boy』で見せた自信満々ぶりに加えて、粋で心に響く感覚をも表した。素材を上手く加工して、赤裸々にしてかつとらえどころのない作品に仕立て上げたプロデューサー、スティーブ・リリーホワイトの功績にも触れないわけにはいかないが、これは、ボノとジ・エッジ、それにその仲間たちが初めてそのスーパースターへの可能性の片鱗を見せた音楽なのだ。『WAR』『The Joshua Tree』を始めとするその後の作品の名声を傷つけかねない、時に無骨な論争めいた傾向がまったくない『October』は、しばしば苦悩の元となる感情的哲学的両面価値を持っている。そのため、Gloria, Rejoiceなどに表れている神秘的な降霊術者の憧れからI Fall Down, I Threw a Brick Through a Window, Fireなど、より不安な時間に至るまでの種々の懸念をさらに強めるだけとなっている。今にして思えば、U2の絶頂期はもっと早く来ていたのかもしれなかった。 --Jerry McCulley
U2のアルバムのなかで最もマイナー扱い・・ ★★★★☆
なぜか彼らのアルバムの中で最も知名度が低く、取り上げられることが最もないアルバムとなっています。一般的にどのアーティストもセカンドアルバムはマイナーアルバムになることが多いですが・・・。本作は基本的にはファーストの延長線上のサウンドですが、全体としての出来はファーストよりいいです。が、グロリア以外の楽曲はやはりギターなんかは紛れもなくU2っぽさを出してはいるのですが、やはりインパクトには欠ける。悪くはないが突出して良くもない標準的な出来に留まっている。個人的には次作以降のブレイクしてからの大袈裟なサウンドより、本作までのポストパンクB級バンド然としたコンパクトなサウンドの方が好きですが。どうでのいいことですが、ジャケを見ると普通のバンドなら裏方地味なベースとドラムのリズム隊の方がボーカルやギターよりカッコいいという変わったバンドですねU2は。
神秘的な《蒼さ》。 ★★★★★
鮮烈なデビュー・アルバム『BOY』と、衝撃的な問題作『WAR』の間に挟まれて、本作『OCTOBER』は地味な印象があるが、これは、かなりの傑作である。まず、アルバム全体を包み込む、神秘的な《蒼さ》が非常に美しい。さらに、演奏の方は、アルバム全体の美しさとは裏腹に、どこまでもハード・エッジな力強い《ロックンロール》に仕上がっている。まさに、初期U2ならではの、魅力的な傑作である。この後、U2フォロワーのバンドが続出するが、その原点とも言えるアルバムである。初期U2が好きな人には、必聴必携の名盤です。
隠れた名盤 ★★★★★
U2といえば、3rdアルバム「War」以降の話ばかりが語られがちで、
その前の1stと2nd、特に本作はまるで無かったことのようにされていますが、
別に他のアルバムに比べて精彩を欠いているわけでも、
所謂"2ndアルバムのジンクス"に引っ掛かってるわけでもありません。
確かにちょっと頑張りすぎてるような箇所もあるにはありますが、
たいしたことはありません。若かっただけでしょう。

ジャケからして地味なアルバムと取られがちなアルバムですが、意外に激しいです。
多分U2の中で一番うるさいアルバムなのではないでしょうか。
7曲目などの綺麗な小品を挟みつつも、
基本はサビで爆発するタイプの荒々しい若者ロックをやってます。
とはいってももちろん初期の彼等独特の冷えた音で奏でているので
何だかストイックでやたらカッコいいのです。
もしかしたら本当に1stでネタ切れ状態になっていて、
がむしゃらに勢いだけで作り切ったアルバムなのかもしれませんね。
一応アメリカツアーから帰って即効作ったアルバムらしいので。
まぁ何にせよ聴いて損はしません。有名な曲は入ってませんが、
それはベスト盤に曲を入れなかった人のせいでしょう。
とにかくこんなサウンドはU2だけ! ★★★★☆
一歩間違えるとケルト民謡になっちまいそうなロックです。若者の純粋で野蛮な欲望を表現しているホント正直なロックです。これぞベストアルバムだ という人も少なくは無いです。