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シングルコレクション ニコパチ

価格: ¥2,625
カテゴリ: CD
ブランド: ビクターエンタテインメント
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歌唱力が花開き、菅野よう子が全開ワールド ★★★★★
最初の「夜明けのオクターブ」を聴いてぶっ飛んではいけません。(笑
これはまさに菅野よう子という作詞・作曲家のおふざけ全開モードの頭痛い迷曲です。少し聴く方の準備体操ってところでしょうか。

2曲目の「ヘミソフィア」から急にシリアスな展開になりますので、息抜きです。いや息抜きを最初に持ってくるのはどうなのよ、って意見もありますが、菅野よう子なので仕方がありません。
坂本真綾の実力と魅力に気づき、目一杯引き出す菅野よう子さんも素晴らしいけど、この時点でそれに対等に渡りあえるようになってしまった坂本真綾さんにも驚きです。

などと書いているうちに曲は進み、「THE GARDEN OF EVERYTHING」や「gravity」に来たころには、圧倒的な歌唱力と曲の力に聴いている方がノックアウトされます。驚きです。
「ラーゼフォン」や「地球少女アルジュナ」もこの人ですね ★★★★☆
こちらは「ハチポチ」よりは、ちょっとアニメ関連曲が少ないですね。まあ、これは曲目リストにどのアニメの関連曲かも書かれているので、「さらに詳しく」とはしませんけどね。
また、「2・4」が「アニメわん」、「11」が「アニメわんわん」に収録されましたか。
また、これや「ハチポチ」に収録されなかった曲としては、「地球少女アルジュナ(平成13年1〜3月)」関連でもう1曲「マメシバ(ED曲)」や、これの登場後にアニメ放映されたCLAMP作品「ツバサ・クロニクル」にて、「ループ(平成17年4〜10月の時のED曲)」「風待ちジェット(平成18年4〜11月の時のED曲)」を、「リスキー・セフティ(平成11年10月〜平成12年4月)」の関連で「夜明けの風ききながら(ED曲)」を歌っています、もし次があればその4曲の収録を希望しますよ。
菅野祭り ★★★★☆
菅野よう子祭りのような16曲です。
菅野さんといえば、攻殻機動隊の音楽を担当したことなどで有名、現在でも2年先ほどまで仕事が埋まっているというほどの人気作曲家ですが、様々な曲調、ジャンルの曲をたくみに作っています。
このアルバムは菅野さんによく楽曲提供してもらっている坂本真綾さんのアルバムなわけですが、まさしくその菅野さんの特長というか才能があふれています。
本人も自嘲気味に「金の小手先」というほどの専門外の楽曲さえ難なく作ってしまうセンスにこれでもかとふれられます。
悪く言えば「耳に残りにくい透明な楽曲」ですが、「仕事しながら透明な世界に入れる楽曲」なら間違いないクオリティです。
たった数年でこんなに変化して・・・ ★★★★★
アルバム未収録曲を収録した編集盤第二弾。菅野よう子のやや鼻に付く大仰なアレンジが前面に展開されるようになったのも、そんな過剰な演出から浮かないだけの歌唱力を坂本が持ったからこそ。あるいは、「菅野よう子の楽器」と揶揄されるほどに菅野の作るサウンドに特化したからと言うべきか。特にアンサンブルに溶け込むあまりボーカルから身体性がすっかり希薄化したM-7、M-8、M-15などは、4年前にリリースされた前回のコンピ盤と比べると、愕然とせずにはいられない。

そのほかには、観念的なメッセージを未消化のまま吐き出したようなM-10、珠玉の名バラードM-11など、さまざまなアプローチがなされているが、後半のM-14などはUKロックの大味な習作といった感じで、この時点ではまだ生硬な坂本の英語の発音も相まって今ひとつの出来映え。

良くも悪くも2000年以降の坂本の変遷が如実に反映されている一枚だ。
いつも聴いていたい!! ★★★★★
私は『ヘミソフィア』を聴いてこのアルバムを即買いしました。
中性的で、低音まで澄みきった真綾さんの歌声。
その歌詞から、音楽から、そして何よりも真綾さんの歌声から、憔悴、焦り、不安、絶望、さまざまな感情が私の中にながれこんでくるようで
初めて聴いたとき(TBでした)はホント唖然としちゃいましたvv
【少年】と【大人】の間。そんな難しい時期をすごく的確に描写した歌だと思います。『ヘミソフィア』いいですよお・・・(ぐっ)
今まではハヤリモノをちょこーっとチェックするぐらいで。邦楽とか・・・あんまり聴かなかったんですけど、『ニコパチ』にはいってる曲は、ぜんぶ自信持っておすすめできます!
是非聴いてみて下さいね!