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短歌の作り方、教えてください

価格: ¥1,543
カテゴリ: 単行本
ブランド: 角川学芸出版
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ゼロからの短歌 ★★★★☆
角川から出版されている月刊短歌誌「短歌」で連載していた、
1年半に渡る連載を再編集し、単行本化したものです。

「短歌」で何度か読んではいたものの、まとめて読んでみたくなり、
この本を手に取りました。


作詞もする歌手の一青窈さんに、俵万智さんが短歌の手ほどきをするもの。
毎回、一青窈さんが5首を作成、それを俵さんがアドバイスをし、
また一青窈さんがアドバイスを受けて推敲作を提出するという、往復書簡のような形です。

とにかく、短歌を詠むものとして俵万智さんが先生とは羨ましい限り!!


最初は、短歌はほとんど作ったことがないという一青窈さんが、
5・7・5・7・7という、短歌の定型という概念になかなかついて行けないようで、
送られてくる短歌は、短歌というより短めの詩といったものが多く、
俵さんもアドバイスに四苦八苦している様が伺えました。

徐々に定型が身について、1年も経つとリズム感のある短歌が詠めるようになっていて、
俵さんからも、早くにOKが出るように。

一青窈さんの短歌の材料を取り出すところや、普段、こんな風に物事を見ているのかと...いうのも感じられて、
なかなか面白かったです。
中には、意味深な短歌もありました・・・。


俵さんのアドバイスも具体的で的確で、とても参考になりました。

自分で詠んだ短歌を推敲する時の、参考書にも出来そうです。
先生も生徒も真面目な短歌教室。 ★★★★☆
有名歌人の俵万智さんが先生で、シンガーソングライターの一青 窈さんが生徒。
往復メールという形で、一青さんの歌を俵さんが添削し、さらに一青さんが改作、
というやりとりが1冊の本に。
作詞経験は豊富な一青さんですが、5・7・5・7・7という和風のリズムの
定型には最初は戸惑っていたみたいで、最初はぎこちない詠み方をしていたのが、
次第に洗練されていくのが面白かった。


俵さんは先生としてはかなり具体的な改作例を示したりアドバイスも分かりやすく、
さすがもと学校の先生。
これ、続編とかやるとしたら、俵さんが別の人の先生するのも面白いと思うし
穂村さんとか東直子さんみたいな、もっと感覚的な歌を詠む先生のところに
一青さんを送り込むというやり方もいいんじゃないかな、と思いました。
一青さんの歌は普段まったく聞かないんだけど、逆に、ちょっと歌詞だけでも
読んでみたくなりました。