『ロッタちゃん はじめてのおつかい』と同時期に撮影された作品である。前作は家族と街の人々とロッタちゃんの物語を、冬から春を舞台に描いていた。本作は春から夏の物語。ゆえにロッタちゃん一家のアウトドアエピソードも挿入され、スウェーデンの美しい大自然も楽しめる。
ロッタちゃんは、相変わらずがんこでわがままだ。三輪車ではなく自転車に乗りたい!とふくれ、嫌いなお魚は食べたくない!とごねる。兄が湖に落ちたときなど、心配する家族のそばで1人含み笑い…と、ブラックなチビッコぶりも発揮する。ロッタちゃんを演じるグレテ・ハヴネショルドは、オーディションで500人のなかから選ばれ、このシリーズで国民的アイドルになった。(斎藤 香)
ロッタちゃんの小悪魔さ♪
★★★★★
スウェーデンの風景が素敵です。
ロッタちゃんはかわいいけれど、キーキーっぷりも可笑しい。
ヨナス(兄)が池でおぼれた時も慌てる両親やミアとは違い、
ニヤっとするあたり、小悪魔的なところも何だかかわいいです。
ごうじょっぱりだけどなぜか憎めないキャラです。
パパとママのラブラブっぷりも微笑ましいです。
こういうのは、なかなか話題作にはならないかも知れませんが
★★★★★
以前店頭でパッケージを見て何となく気になって購入したものの、何年もそのまま放置していたのが『ロッタちゃん はじめてのおつかい』。それを最近たまたま見て、『へぇ…』と思って購入したのが本作です。
私は原作も、また同じ原作者の他の作品も見たり読んだりしたことが無く、全くの“ゼロ”状態で本作を見た訳ですが、とにかくとてもほのぼのした気持ちになれる作品でした。
いわゆる『良い子が健気に』でも『事情を抱えて斜に構えた“ワルっぽく振舞ってる子”が懸命に』と言った感動作とかではありません。
ロッタちゃんは3人兄妹の末っ子、頑固でわがままでへそ曲がり、怒りんぼで天邪鬼…と、一歩間違えるといいとこ無し。下手するとただの自己中なヤな子になりかねないんですが、でもどこか愛嬌があって憎めない。どんな悪口雑言にもちゃんと彼女なりの理屈があって(そう言う感じがします)、多分同年代の“良い子”“良い子を装ってる子”から見ると『何、この子?』って嫌われちゃうかも知れないけど、でも大人の目から見るとそれも何だか微笑ましい…そんな子と、そんな子を取り巻く優しい家族・隣人達のハートウォーミングな日常が淡々と描かれた作品です。
お子さんをお持ちの方ならきっと楽しく見られると思いますし、家族みんなで見るのも良いでしょう;『何故このシーンでロッタちゃんが怒ってるんだろう』『何故とんでもない目に遭っているお兄ちゃんを見てケラケラ笑ってるんだろう』、そんなことをみんなで話しながら見たら、楽しいと思います。
ハリウッド映画のような、激しい山場も谷間もありませんが、ああ言ったものとはまるで別の“感動”があると思います。
私が一番好きな登場人物は、お隣さんのベルイおばさん。本当に素敵なご婦人です。
あと、両親もですけど、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、憎まれ口を叩きつつ・叩かれつつ、ちゃんとロッタちゃんの相手をしてあげて、決して本気で嫌ったりしていないところも好きです(勿論ロッタちゃんも、ですが)。
豚のぬいぐるみ
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今回は夏に向かってアウトドア。食事風景が多く、庭で食べるワッフルがおいしそう。相変わらずロッタは家族に些細なことでインネンをつけてはふくれている。赤い自転車にはブレーキもスタンドもない(これがフツー)。自転車をはじめとして赤色が今回のポイント。また、いつもいっしょの豚のぬいぐるみを「テディ・ベア」だと言い張る。その豚の可愛いこと。北欧の美しい風景の中で5歳の頑固者がすくすく育っている。
かわいい!
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わたしのだいすきなロッタちゃんpart2です。
今回はさらにわがままに頑固になったロッタちゃんです。
そして、さらにキュートになってます。
わたしがいちばん好きなところは、ロッタちゃんとお兄ちゃんのヨナスの口げんか。
もう一場面おきにはさりげなくロッタは「お兄ちゃんなんかだいっきらい」「ちいさくなんかないもん」っていってて、ヨナスは「ロッタはバカだよ」「バムセは汚いブタだ」とか言い合ってておもしろいです笑
お姉ちゃんのミアも優しくロッタを見守っていて「ミアはやさしくて可愛い子だなぁ」なんてほのぼのと思ってます
学校や仕事で疲れたときは、これをみて小さい頃を思い出したりして、なごんでください。
バムセ!
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私も小さな頃に、いつももって出かけていたお人形があったなとロッタちゃんを見ていると思い出します。あまりのバムセの活躍(?)ぶりに、ロッタちゃんがうらやましくなって・・・
ある日、雑貨店にバムセを発見したとき、即買いしてしまいました。
ふわふわのバムセを抱いて、DVDを見ていると、いつもバムセと一緒のロッタちゃんになった気分で、安心感に包まれた至福な時を過ごせます☆