百閒集成の第五巻『大貧帖』にも書かれているように、百閒先生はいつも借金まみれで貧乏なはずなのに、鳥を飼い、琴を弾き、生まれ育った岡山の酒屋での旦那根性が抜けません。 そんな百閒先生の道楽旦那振りが伺える一冊、ぜひ読んでみてください!