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われに五月を (愛蔵版詩集シリーズ)

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本図書センター
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僕の原点 ★★★★★
寺山が十代の頃誰もが持っていたみずみずしい感性を天才的な言語能力により永遠に焼き付けて残した本です。死の影など微塵も感じさせない本ですが、この本が初めて世に出た頃寺山修司は病院のベッドでネフローゼにより生死の境をさまよっていたのでした。

そのような背景を知りながら読むと一層この本にこめられた、生きることへの彼の意思が切ないまでに感じられます。
その他に、山田太一との往復書簡等できれば学生時代に読んでおいてほしい一冊です。これを同時に”墓場まで何マイル”を読むことをお勧めします。
最後の”僕のノート”は寺山の創作の原点ではないかと思います。

夏子 ★★★★★
 寺山が十代の頃誰もが持っていたみずみずしい感性を天才的な言語能力により永遠に焼き付けて残した本です。死の影など微塵も感じさせない本ですが、この本が初めて世に出た頃寺山修司は病院のベッドでネフローゼにより生死の境をさまよっていたのでした。

そのような背景を知りながら読むと一層この本にこめられた、生きることへの彼の意思が切ないまでに感じられます。
その他に、山田太一との往復書簡等できれば学生時代に読んでおいてほしい一冊です。これを同時に”墓場まで何マイル”を読むことをお勧めします。