シングルでは平坦な印象だった「save your dream」。このアルバムを初めて聴いて「アレッ?こんないい曲だった?」全体的にボーカルを埋もれさせずになおかつ低音を強調しつつ、広がりを見せる好マスタリング。まさに大空を広がっていくイメージ。エンジニアの腕ですね。シングル曲がよりクリアに輝いている。「たのしくたのしくやさしくね」はシングルではフラフラな音程だったのを、録り直ししていたり、ベスト盤的な手抜き作品ではあるのだが、マスタリングのよさで満点。1、4、7、9の先行シングルはとりあえずこのアルバムのMixしか聴けなくなりました。

確かにこのアルバムはベストに近いけれど とても良い作品だと思います。 あとにシングルカットされる 『I WANNA GO』 『YOU DON’T GIVE UP』はリカットする必要はないと思いますが………
『I WANNA GO』 『YOU DON’T GIVE UP』はアルバムバージョンの方がお勧めです

幼さが残る印象、それを意図した感じの曲。
そこがいい。

華原朋美の2ndアルバム『storytelling』。既存の4曲と、後にリカットされる2曲を含め、6つのシングル作品を収録。リミックスやインストゥルメンタル作品を除けばアルバム用の楽曲はわずか数曲。シングルが多いため密度が高く、ベストアルバム的要素を備えた内容です。小室哲哉が今作について「ただ楽曲を並べるだけのアルバムにはしたくない」と語るように、高い完成度を追求した意欲作です。

注目曲は、(リミックス2曲を除いて)ラストを飾る『You don't give up』。前作ならば『LOVE BRACE』に位置する壮大なバラードです。『LOVE IS ALL MUSIC』同様、バックのオーケストラ演奏、そして高らかに歌う華原のヴォーカルがなんとも印象的。特に、間奏でギターからピアノに移り、ラストのサビにかけて一気に盛り上がる展開は圧巻。『LOVE BRACE』は、女性目線で愛する人への一途な想いを歌ったものでした。一方、この曲は“身近にいる大切な人を守ってあげてほしい”という普遍的な愛を客観的な立場から歌った、メッセージ性が強く包容力に満ちた楽曲。また、彼女の歌唱力は1stのときよりもやや上昇、3rdでは急落するので、この頃の歌声が最も旬なときだったと思います。

『You don't give up』がシングルカットされて間もなく、新曲『tumblin' dice』が発表されますが、どうやらこの頃から華原と小室のあいだに何かが起こったようです。いや、それは既にこのアルバムから始まっていたのでしょう。本作からは、愛を全力で歌ったような勢いが伝わってきます。

このアルバムは.シングル曲5曲 シングルカット 3曲 Remix 2曲です 新曲2曲 と言うベスト盤に近いアルバムもっと新曲を入れて欲しかった あと 3曲目の a fraid of ... Remix version の(12)方がおすすめ