生物学への入り口
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大半の人にとって、「生き物」として想像するのは身近な哺乳類や魚類・昆虫などに限られてしまう。
しかし、本書が示すのは、身近でないところには様々な外見の生き物がいて、様々な「生き方」がある、ということ。
これは近年注目される「多様性」そのものでもあり、生物学に興味を持つ/持ちたい人におすすめの書。
あすの世界の支配者たち
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「ふしぎな生物」とは生きるのが下手な失敗作などでは決してない。単に彼らの生存戦略が人間が思いもつかないものであったにすぎないだけだ。彼らはあすの世界の支配者かもしれない。
生物の進化に驚き
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進化や生物の本はいろいろと読んできているが、毎回生物の多種多様さに驚く。
この本は題名から推測できるように、世の中でもかなりの変り種生物が紹介されている。
生態などで章分けしてあり、類似する生物をまじえながら進化してきた経緯が書かれているので、専門的ではないが興味を持って知識も身に着くのではないだろうか。
身近な何気ない生物にも、関心を持つようになるだろう。