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ホールド・アウト

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
ロックとフォークの程よい融合 ★★★★★
デビュー当時は知らないが、
ロックと呼ぶにはおとなしく、
フォークとも呼べない音楽がこれ。

自分がジャクソンブラウンに初めて出会ったのがこのアルバム。
次のアルバムも聞いたが、それ以降、彼を追いかけなかった。
前のアルバムも聞いたが、このアルバムほどのめりこなかった。

このアルバムには、
おそらく本人もコントロールできないほど
程よい割合で
ロックとフォークが融合されている。

後に角川映画の主題歌を歌う
ローザマリーバトラーがコーラスで参加する
1. ディスコ・アポカリプス
当時のLAのクラブ

前作の印象に近い
2. ホールド・アウト
5. オブ・ミッシング・パーソンズ
6. コール・イット・ア・ローン
らもいい曲だが、

”ゆるい”ドライブ感のある
3. ザット・ガール・クッド・シング

エコーも効果的だ。

シングルだった
4. ブールヴァード
はオールドスタイルの”ゆるい”ロックンロール

この”ゆるさ”が心地いい。
ありそうでない。

そして、極めつけは、
7. ホールド・オン・ホールド・アウト

3回ぐらい曲調を変え歌い進んでいき、
語りに、
そして
最後に、
どっかん と バトラーと
「hold on!!! hold ou---t」

いやーー。

すごいバラード。

この曲を聴くだけでもお奨め。

全曲◎のアルバム。




改めて聴く新鮮さ ★★★★★
2008年に新作「時の征者」を発表してツアーを展開して意欲的に活動をしているジャクソンブラウン。
来日を前に9月のワシントンDCや10月のセントルイスのセットリストをインターネットで調べると
オープニングが「ブルーヴァード」であることがわかった。
このアルバムに収められているイントロのいかにもダニーコーチ−といったリフのこの曲がライヴで演奏されるのは久ぶりではないか。
思わすアルバムを聴きなおしてみた。
サウンド作りはまさに80年代!と思う部分があろが、非常にジャクソンブラウンらしさが出ていると感じた。
澄んだ音はAORを意識したものだろう。
ジャクソンブラウンは何をしてもジャクソンブラウンだと改めて思う。「レイトフォーザスカイ」までの初期の3枚も、
妻の自殺を越えて作った「プリテンダー」も、躍動感あふれる「孤独なランナー」も、
その後の政治的社会的な作品から再び内証的に向かう以降の作品も全部ジャクソンブラウンそのものである。
ジャクソンブラウン最高傑作 ★★★★★
80年初等ディスコブームに影響されシンセが…

などとエディターレビューには唄われてますが騙されてはいけません。
使われてるのは殆んど生ピアノにオルガン、アップテンポの曲もありますがディスコとタイトルについているだけでディスコではありません。

素晴らしき鍵盤旋律にリンドレーのギターワーク、一線級の西海岸サウンドが展開されているのです。

イーグルスやカーラボノフ等「あの時代」の匂い満載です。

この作品以降、政治色が強くなったり、サウンドもローカルさが失われていったのを振り返ると、本作品がジャクソンブラウンの頂点であり最高傑作ではないでしょうか。

過ぎ去った若い日々を思い出す・・・。 ★★★★★
 圧倒的な傑作「The Pretender」の次々作。リリースされた1980年は就職をした年。札幌から出てきて気ままに大学時代を過ごしたときに聴いた「The Pretender」に感動し涙を流してしまった後、新しく始まる社会人としての不安な東京での生活で、明かりを射してくれた音楽としていつまでも記憶に残るCDです。
 これ以降、彼のCDは聴いていないので正当な評価は出来ませんが、「Hold Out」と「The Pretender」は私のMindに影響を与えた音楽であることに間違いない。今、当時の純粋な気持ちを持ち続けていられたら、どのような人生を送っていたのだろうかと感慨深く聴いてしまう。
 Re-Masterされた音は素晴らしく、LP並みの音圧が心地よい。今更ながら、さぁもう少し残りの人生を自分らしくやってみようと思ってしまう。これだから音楽はやめられない。
良い曲がいっぱい ★★★★☆
いつものデビット リンドレーのスチールギターとローズマリー バトラーの凄まじいボーカルがフィーチャーされており、結構、お気に入りのアルバム。しかし、なんと言ってもこのアルバムの中で大好きな作品はリトル フィートのローウェル ジョージを悼む“Of Missing Persons”。Steinwayのピアノ・ソロから始まる内省的な叙情、あの深い悲しみと慈愛に溢れるボーカルを聴くと、音楽って理屈じゃねぇよなっ、っと思う。こんな曲を書ける人がいるのだから世の中も捨てたもんじゃないと思う。
でも、サっ、“Hold on hold out”の“But,,,I love you”はちょっとねぇ、、、。(苦笑)