演奏上テクノポップを前面に打ち出さなくてもテクノポップを感じるのはつまりプラスチックスたる所以でしょう／あとパッケージも棚に並べ難くて大変よろしい

2007年結成30周年LIVEの音源を収録。
Vo・中西俊夫、G・立花ハジメ、B・佐久間正英、Dr・屋敷豪太
T-REXのカバー「20 CENTURY BOY」（20th CENTURY BOY）にはギターで小山田圭吾が参加。
チカさん不在の男らしい演奏です。
このあとKey・momo、Vo・SAORI、Vo・MADEMOISELLE YULIAが加わる
2010 PLASTICSの原型がここに、という感じ。

収録曲
1. COPY(original version)
2. COPY(Nassau version)
3. I AM PLASTIC
4. ROBOT
5. DOT COM
6. I'M WAITING FOR THE MAN
7. EYE DON'T KNOW
8. LOVE KEITAI RING
9. DIAMOND HEAD
10. CARDS
11. 20 CENTURY BOY
12. TOP SECRET MAN

テクニックの有無とは無縁なところで濃厚なミュージシャンシップと志を感じる。ありきたりな再結成ライヴとは別種の感動。
立花ハジメ、中西俊夫、佐久間正英のオリジナルメンバーに加えドラムで屋敷豪太が参加。佐藤チカの不在は賛否あるだろうが、結果的にパーティ・バンド的な色彩が薄まり、肉感性をより感じる内容に。
(1)のような代表曲の他、新曲やT-REX(21th Century Boy〜ギターで小山田圭吾が客演)・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー(Waiting For The Man)を収録。
決してノスタルジーでは語れない、この男らしいグルーヴを聴け!