「姉の力」といえばプリテンダーズのクリシー・ハインドを忘れてはいませんか？お姉さんは「私は田舎のブスだ」とおっしやりますがオハイオ州はポテトが獲れるか知りませんが美人です。クリシー姉御はかのケント州立大学卒。知らない？この田舎者！１９７０年アメリカのカンボジア侵攻反対の学生デモに州兵が発砲、３人の学生が虐殺された。アメリカ人なら誰でも知ってるぞ。早稲田大学では革マル派と国際学部の留学生が虐殺抗議集会を開いた。それはともかくプリンテンダーズはメンバー２人がドラックで死亡。まあいろいろあったがクリシー姉さんは健在である。潔癖なフェミニストでポルノが大嫌い。本屋で「ポルノを撤去しろ、この変態親父！！」と暴れた武勇伝あり。俺なんか殴られるだろうな。もう大好き。

８０年代プリテンダーズと言えば、このアルバムGet Close（1986年）でしょう。
何と言っても８０’ｓの超名曲Don't Get Me Wrong 収録なんですから。
もちろん“愛しのキッズ”あたりも捨てがたいですがね。
この４ｔｈアルバムから、メンバーが大きくチェンジし、
新たなバンドサウンドを聴かせてくれます。
それまでの荒削りなカッコよさは影を潜め、
ロックの定番的な聴きやすさが溢れています。
クインシー・ハインドのヴォーカルも上手い、聴いていて心地いいです。
６０’ｓ風のI Remember You なんかもいいですし、
やはりひときわ輝くDon't Get Me Wrong のポップさは、素晴らしいですね。
この２００７リマスター盤では、ボートラでライブバージョンも聴けますよ。
プリテンダーズで一曲セレクトするなら、やっぱDon't Get Me Wrong です。
後、このリマスター盤は輸入盤では珍しい紙ジャケでした。