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Break Up the Concrete

価格: ¥806
カテゴリ: CD
ブランド: Artist First
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簡素で純朴で有るが故の美しさ! ★★★★★
何とたった12日で録音された本作 プロデュースはPretenders自身。全編に渡って アコギ・ペダルスティールが効果的に使われている非常にアーシーなサウンド。
マラカスにも注意 要!コンセプトはずばり ”英国産 フォークロック”(って クリッシーさんは米国出身で英国へ渡ったんですが・・・ 汗)

#1を聴いた瞬間 正直 違和感を感じた。Voが極端にリバーブ・エコーを切っている為、目を閉じればクリッシーさんがすぐそこで歌っている様な錯覚に陥るのだが、
バックが遥か彼方で演奏している様に感じた。これは#4曲目まで続くが、その音質と相俟って 一歩間違えれば「デモテ」?状態。んー バックとの距離感が非常
に気になる・・・ 狙いが解りませんでしたぁー クリッシーさん! 俺はまだまだ勉強不足っす!

歌詞の中に"Chinese plastic"と出てくるんですが、元旦那 Ray DaviesさんのVietnam Cowboysの中にも"Hamburger in China" と有る。
んー 深読みし過ぎだって? だって過去にクリッシーさんが 名曲Chill Factor の中で " To The Bone " とやれば Ray さんはアンプラグドLive盤のタイトルを"To The Bone"としたもんなぁー あながち唯の偶然とは 思えまへん!

#4はかつてのPreciousの様な早口Voが堪能出来るナンバー。
#5辺りからVoにも通常のリバーブが掛かり 普通の距離感と成る。ペダルスティールを伴った美しいメロディーでクリッシーさんの甘えた声と相俟って、愛らしい女性だなぁ〜と
感じてしまう。 と 同時に どんなにハードな曲をやってもクリッシーさんの歌声には何時も「母性」を凄く感じてしまう。

#6はピアノの響きも美しいフォークロック。#7 不思議な浮遊感を持つ 今までに無かったジャァジィーなナンバー。#9レイドバックしたBlues Rock この曲のみ作者がRobert Kidneyとなっていますが、誰でしょう?未だ詳細解らず。クレジットが 他の曲と同じHynd House Of Hits となっているので、クリッシー人脈だとは思うのですが・・・
#10 Bo Diddleyビートを使った曲ですが、ちょいと捻り有り!#11 感傷的になり過ぎない 落ち付いたバラード Pretendersって良いな〜 としみじみ感じる秋の夜です。

全編 裏ジャケのコンクリートを突き破り咲く花の様な簡素で純朴で有るが故の美しさ!
いえね 根性大根なんて野暮な事は言いませんぜ〜 (古ぅ〜 爆)
音声情報を突き破るロックのスピリッツ ★★★★★
音楽としての水準に加えて、とくにアナログ盤としての評価においても圧倒的な五つ星がつけられる。こんなに感激したジャケットデザインは何年ぶりだろうか。少し小型の10インチLPの2枚組にCDもついている。ネタばらしはあえて避けるが、ジャケットのデザインも全く並ではない。音楽が単なる音声情報へと悪しき「純化」を遂げつつある今日、クリッシー・ハインドたちの視覚面へのこだわりは賞讃にも値するだろう。ちなみにドラムスを叩いているのが、あの1970年のバングラデシュ・コンサートでリンゴ・スターとツインを奏でた、かの達人ジム・ケルトナーであるところも、なおのこと琴線に触れて悦ばしい。ロックのスピリッツはやはりこういう粋なストレートで味わいたいものである。Break Up the Concrete [Analog]