Trouble Man
価格: ¥1,239
Two phenomenons of early-'70s soul--Marvin Gaye and the soundtracks of blaxploitation flicks--met on this 1972 souvenir of the violent Robert Hooks vehicle. Unlike Curtis Mayfield's concurrent Superfly, however, Gaye's record mostly fails to rise above the clichés of film music. Save for the pained, dramatic title single and a few moments of sax-and-wah-wah strutting, much of what's here fails to touch Mayfield's song suite. That's ironic, given that Gaye bookended Trouble Man with two conceptual triumphs, What's Going On and Let's Get It On. His fans, and students of the genre, won't find this a total disappointment, but with "Trouble Man" itself available on a number of best-of CDs, it's inessential. --Rickey Wright
Marvin Gayeのクリエイティヴな才能がじっくりと聴けるアルバム
★★★★★
このアルバムは、ブラックシネマ"Trouble Man(邦題:野獣戦争)"のサウンドトラックとして制作されたもの。当時、ブラックシネマの映画音楽を1人のアーティストが制作を請負うという形が、ちょっとしたアーティストのステイタスとなっており、それによって大成功をしたアーティストをあげれば、"Shaft"のIsaac Hazeや、"Superfly"Curtis Mayfieldなんかが有名。
Marvin Gayeの音楽活動の中でも、"What's Going On"と"Let's Get It On"という2つの名盤の間に挟まれたアルバムだけあって、特に充実した時期に制作され、彼の持つクリエイティヴな能力が見事に発揮されている。
"Shaft"や"Superfly"等のアルバムとよく比較されやすいけれど、どの批評家もこのアルバムは好意的な評価をしており、2つのアルバムに決して劣らない等言われているし、僕も聴いてみてそう思う。
タイトル曲"Trouble Man"以外の曲に関しては、ほぼインストルメンタルで占められており、"What's Going On"のように、一つのアルバムが大きな一つの曲であるかのように、テーマとなる基本のサウンドがあり、それを軸にオーケストラを創り上げているといった内容。Marvin Gayeの歌声があまり聴けないのは少し寂しい所でもあるけれど、その分彼の豊かな音楽の想像性を楽しむ事が出来る。
映画のサントラだけあって、構成がとてもドラマティックで美しい。12曲目の"Don't Mess With Mister T."を聴いていると、とても切ない気持ちが湧き上がってきて、映画を観ているようなリアルな感動がある。
Marvin Gaye自身もこのアルバムが1番お気に入りとの事だ。素晴らしいアルバムだと思う。
Trouble man
★★★★★
このアルバムは映画のサントラです。メイン・テーマの"Trouble Man"以外はボーカルが殆どない曲が多いです。全体的にジャズっぽくて、落ち着いたメロウな感じです。2番目はシャープでクールなインスト・ナンバーです!