脳を「見える化」するってどんなこと？と思い、手に取ってみました。
結局、頭の中にいろいろあると、パンクしてしまうし、
人間はどんどん忘れてしまうので、何かアイディアが浮かんだら
B5のノートに取りましょう。
アナログでいいから、どんどんメモしましょう、という本でした。

大雑把に言ったら。

午堂さんの経歴からも「見える化」することの必要性、
意義、のようなものを感じました。

アイディアをひねり出す、搾り出す、その方法についても書かれていて
なるほどな、という印象です。

以前別の著者のマインドマップ関連の本を読んだ時には
いまいちピンと来なかったのですが、こちらは分かりやすく、
著者のメモの方法なども明かされていてよかったです。

マインドマップやKJ法、3色ボールペンなどを掛け合わせて
著者のノート術を教えてもらった、という感じですが
私にとっては得るところの多い本でした。

ノートに書く、見直す、発展させる。まさにガリレオやエジソン、湯川博士といった偉人たちも実践したであろうノートの活用法。ノートに書くことで、思考のまな板の上に乗る。楽しく読み返し、書き加え、発展させる事に力点をおいているところは目新しい。
多数のノート術で挫折も経験してきた筆者が、ぼくでもできると自信をもって進めるノートの外部脳化方法。
学生から社会人まで、広く使えるであろう、思考の加速、熟成方法です。
類書の紹介もしっかり書いてあるが、このやりかたがいいよ、と自信をもって進めている。
他のノート術との相性もいい。
ノート術、発想法の軽い読み物ですが、内容はしっかりと濃い。

この種の本の中でも、もっとも簡単に読み流せる一冊。

基本的には、一冊のノートにすべてのアイディアや行うべきことを書きとめ、何度も見直しながらアップデートすることによって、自分の目標やそのために行うべきことが明確になるという思考法。手で書くことの重要性を強調している。

ただ、内容的には「一冊のノートにまとめる」「３色ボールペンによる情報活用」など、最近のさまざまなノート法を合成し、アレンジしたものとなっており、目新しいものではないかもしれない。
ただし、この手のノート法や思考法は、いくつかの自分にあった方法をそこから抽出し、ヒントを得て、うまく活用しようと試みようと努めたり、目的を明確化することの重要性を再確認すること自体が意味のあることだと考えている。著者がいうように、そこから自分流の方法を確立し、活用していけるようにしたい。

読んでおいて損はないと思います。
もし、将来マネージメントに携わる仕事がしたい。経営者，店長，・・・etc
多くのアイディアを求められる仕事に関わって行く方なら、この本をきっかけに「メモをとる」ということを習慣付けてみることをお進めします。
内容的にはササッと読めてしまうので（2時間程・・）それ程、身構えるものではないと思います。
いざメモをとり始めると結局は人それぞれのオリジナルになってしまうのですが、こんなやり方・考え方があるんだ！という一つの参考になると思います。

星五つなのだが・・・

本の内容は、日々の思考をノートに記入していく事への重要性が書かれています。
日々の悩みや目標をノートに記入し、再度書き加えていく事を
習慣化できれば、自分にとってプラスになる事が大変多いと思います。
また、読書をした際にも、感じた事をノートに書いていけば自分の身になると思います。

最近、自己啓発本でも実践する事が出来るのが良いと
思っているのでこの本は良かったです。

ただ、日々の思考をノートに記入していくというだけで、
特に目新しい発見がある訳ではありません。
そして、継続する事がとても大変そうなので、
もう少し継続する為の方法を書かれていれば良かったと思います。