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Secrets of the Beehive

価格: ¥1,179
カテゴリ: CD
ブランド: Caroline
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Secrets of the Beehive ★★★★★
"When Poets Dreamed of Angels"
独自の美学の到達点 ★★★★★
87年発表の3rd Albumで、シルヴィアンの最高傑作との呼び声も高い名盤です。
本人自身も『完璧な絵画のようだ』と自画自賛するように、
アコギやピアノ、トランペット(この人は本当にこの楽器が好きですね)などの生楽器主体の音像に、
それを巧みに盛り上げる叙情的なシンセが溶け込んでいく様は、
心地良い葉音の元で木漏れ日が揺れるような情景を思い浮かべます。
あまりにも月並みだとは思いますが…

中でも4.Orpheusや9.Waterfrontは、
デヴィッドのヴォーカルスタイル(好き嫌いは激しく別れるでしょうが)の極地ともいうべき名曲です。

他のレビュアーの方も仰られているように、
唯一無ニな才能をサポートする、確固とした理論の修得者として、
やはりこのアルバムにおける教授の貢献は大きなものがあったのだと思います。

ボーナストラックは現在再販されているものでは未発表曲のPromiseになっていますが、
以前のものはMerry Chirstmas Mr.Lawrenceのヴォーカル入りverのForbidden Coloursで、
(個人的には)以前のVerの方がアルバムの終止をハッキリと意識させてくれて良かったかなと…


japanとの決別の集大成 ★★★★☆
なんといってもシブイの一言に尽きる。orpheusは、哀愁を帯びていて、今は季節が違うけど、秋にぜひ、聞いてもらいたい。sylvianと教授のコラボは、板についた感がある。ただ、教授6対sylvian4の割合かなと思う。近年dead bees on a cakeで、新作を出したけど、secrets...
にはかなわないと思う。それほど、音の完成度といい、ジャケットのよさ、曲のよさは完璧だといえる。
1曲目の『September』だけでも充分 ★★★★★
アルバム冒頭の、しかもたった1分18秒と言う小品ですが
この一曲だけで、完全にシルヴィアンワールドに引きずり込まれます。
一曲というより、‾September,Here again‾と歌い上げるワンフレーズだけで充分。
アルバム全体としては『Brilliant Trees』や『Gone to Earth』の方が聴き応えがあるかも。
非常に映像的な美しい音楽宇宙 ★★★★★
セクシーでゴージャスなボーカルがたいへん魅力的です。

わりとボソボソ(?)歌っていてボリューム大きいわけ
でもないのに、ものすごく説得力と魅力があります。

可聴音域外にもたくさんの「響き」がこもっていそう
な素晴らしい歌声です。

このCDは日本発売版と異なり、「禁じられた色彩」が
収録されていません。そのかわり最後に収録されてい
るオルフェウスがとてもすてきです。

デビちゃんの最高傑作です。