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なぜ人はショッピングモールが大好きなのか

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 早川書房
Amazon.co.jpで確認
ホントにモールについてだけ書かれた本 ★★★★☆
まず邦題がいけません。確実に星マイナス1です。
装丁と著者名を見れば『Why We Buy』との関連性があるのはすぐに分かります。
これは続編ではなく姉妹本なんですから『モールが呼んでいる』とサブタイトルの「ショッピングの科学ふたたび」だけで充分なはずです。
それをあたかも続編のようにした二番煎じのタイトルは読者を混乱させるだけです。余計な親切心です。

最初に著者がモールについてだけで一冊書けると断言してあるのは非常に毅然としていていいものがあります。
大抵の、特に日本のビジネス書や実用書、新書などでは著者や編集者の単なる自己知識のひけらかしに走ってしまい、タイトルから逸れた内容の本が多々ありますが
モールを見つけるところからではなく開発業者がモールを作るとこから、そしてモールを出るまででなくモールの未来まで考察されて、非常に一貫性があります。

『Why We Buy』と比較すると、会話の多さやモール内に終始した内容のため、どうしても見劣りがしますが
モールの魅力を綺麗さっぱり丸裸にしたこの本は
モールに出店すれば集客率の違いから賃貸料を差し引きても売上が上がると言われて悩んでいる人にお勧めの本です。
「なぜこの店でー」シリーズの補強として ★★★☆☆
同著の「なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学 」の補強として、参考のために読むことができますが、日本の「総合ショッピングモール」との意識の差があるので、新しい発見というよりは、知識を増やすために読むための本。
求めていた本ではありませんでした。 ★★☆☆☆
 本書によると「『USニューズ&ワールドリポート』が行なった調査で、成人のアメリカ人が自宅と職場以外でもっとも長い時間を過ごすのがショッピングモールだということが明らかになった」そうです。果たしてそれはなぜなのでしょうか?

 私自身、様々な国のショッピングモールを訪ねてきました。マニラのモールではフードコートで地元料理を手軽に口にすることができましたし、サンパウロのモールでは鞄の品揃えが意外に豊富だったことを妙によく覚えています。
 この夏に出かけたホンジュラスのラ・セイバのモールは、あの小さな街には不釣合いなほどクリーンで洗練された雰囲気をもっていました。20代のホンジュラス人の友人とウィンドウ・ショッピングをして歩いたところ、彼女の友人たちがあちらにもこちらにもいて、あの街では若者たちのちょっとした溜まり場になっているのが見て取れました。日本では身近なものとはいいがたいモールが海外ではなぜ多くの老若男女をひきつけているのか。まさに、なぜ人はショッピングモールが大好きなのか?という疑問がふつふつと沸いてきて、それに対する答を求めて本書を手にしました。

 しかし、これは「こうすればショッピングモールは消費者にとってもっと便利で魅力的な場所になるはずだ」という様々なビジネス上のアドバイスが提示されている書であり、人々がモールを好む理由については明確に書かれていません。それもそのはず。「なぜひとはショッピングモールが大好きなのか」という題名は早川書店がつけた邦題で、原題(Call of the Mall)をそのまま移し替えたものではないのです。
 むしろ同じ著者の前作「なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学」の流れをくむ一冊であり、小売業界に働く人々への指南の書といえるでしょう。したがって邦題につられて手にした私にとって、本書の内容は期待はずれのものでした。

そんなにいいかなぁ? ★★★☆☆
~視点は面白いので参考になるけど、その、筆者のガイドをしてくれた一般人(?)のコメントは、日本人の一般のショッピングモールを使ってる人たちのコメントとはちょっと違うんじゃないかなーと思った。日本のモールについて書かれたところも、鋭い観察!って言うより、こういう見方もあるんだ・・・程度にしか感じなかった。

小売業界の人に、是非読んで、実践して欲しい ★★★★☆
全327ページ丸々、ショッピングモールだけについて書かれてる
基本的にはモールは、単なる箱の寄せ集めだ
しかし、外観・駐車場から始まり、トイレ、映画館、店舗など
今日のショッピングは日本でも買物が目的ではない
アミューズメントパークへと変貌している
いかに訪れる人を満足させるか
トイレにしても、男女同じ面積ではなく、女性は倍にするとか

それぞれのトイレを別々のメーカーに任せるとか
まだまだショッピングモールには改善の余地がいかに有るかがこの本から感じる
加えて、世界各国のショッピングモールについても論じられ
その中に池袋・丸の内・奈良(何故奈良なのかは別にして)
更にドンキホーテ、スリー・ミニッツ・ハッピネス2店舗が取上げられている

アメリカと日本では多少ショッピング事情が異なるかもしれないが
アメリカのティーンエイジャーの42才の母親が、
娘の年代をターゲットにしてるブランドの服を購入する現状は
日本でも同じではないか?(バーバリーでかなり居る)
ショッピングが苦手な男性が時間を持て余す様子や
30代以上の働く女性が、ライフスタイルにこだわりを持つのも

高齢者があまりお金を落とさないのも・・・・・
更に、著者は日本の小売店の問題も挙げる
  彼らが一般市民に自分にふさわしいものを提供していないと
  一般市民に感じさせている
私達は本当に欲しい空間を提供されていない
この本を読んで、実践された居心地の良い空間に足を運びたいと切に思う