地味なお話ですが
★★★★☆
今見るとキャラクターが生き生きして痛快なお話です。
「戦に勝てんのう」とぼやきつつもチャンスを逃さず天下を取る家康。
しかも女にだらしない情けない男でもあります。
この二つの面を兼ね備えた演技をして外れない明るく貫禄のある松方弘樹。
家康の陣地前でこれでも食らえ!!と笑いながら放屁して馬で去っていく
緒形拳の秀吉も無茶苦茶かっこいい。
まさに男。
美女達が多数惚れこむのも無理ありません。
女性陣もイメージとは違う良妻賢母の瀬名姫=十朱幸代、池上季実子=茶々など
戦国の運命に押し流されない魅力的なキャラばかりです。
少々イメージの明るい徳川家康ですがお勧めです。