Fillmore East: The Lost Concert Tapes 12-13-68

価格：￥578

カテゴリ： CD

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ジャムの雰囲気を伝えて絶大な影響力を誇ったアルバム『Super Session』をライヴで再現しようという試みは無謀だった。これまで未発表だった本作には、音程がおかしかったりチューンの調子が外れていたりする箇所が当然ながら結構ある。リズム・セクションは不安定だし、サイモン＆ガーファンクルの「59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)」からエルヴィスのナンバーとして知られる「That's All Right Mama」までが入ったレパートリーも何だか変だ。それに、リーダーのひとりであるアル・クーパーは有能なミュージシャンだが、ここではインスピレーションにとぼしい。

しかし、ギタリストのマイケル・ブルームフィールドはむらのない美演で、見事なブルースの技法は、それだけで買う価値ありだ。B.B.キングの「It's My Own Fault」で、当時無名だったジョニー・ウィンターがブルームフィールドとグループに加わると、がぜん演奏が白熱してくる。ウィンターとブルームフィールドは、11分近くにわたってディープなブルースを奏でる。ウィンターは、この曲を長年テキサスのステージで主要レパートリーとしてきただけに、ヴォーカルやひらめくようなフレージングでオーディエンスを湧かせるのだ。

残りのトラックについては、これほどのエネルギーと興奮が感じられないが、やはりブルームフィールドのギターが聴かせてくれる。全体的に見ると、本作より数か月前にレコーディングされた『The Live Adventures of Mike Bloomfield & Al Kooper』の方が、ウィンターが参加していないにもかかわらず、このバンドのライヴ・アルバムとしては上出来といえるだろう。（Michael Point, Amazon.com）

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アメリカン　ホワイト　ブルースではＮｏ．１ギタリスト ★★★★★

ＢＬＵＥＳが好きで良く聴いていますが、アメリカでジョニーウィンターとマイクが２大ギタ
リストだと思う。マイクは当時から私のアイドルで、今でもカーステでマイクの音が流れてい
ます。
私はもちろんこのコンサートを生で聴いておりませんが、数多くのギタリストがマイクの手の
動きを追ったことでしょう。
ホワイトブルースなんて・・・と言う方も是非聴いて貰いたいアルバムです。

ついで ★★★☆☆

お蔵になってたもう一つの「フィルモアの奇跡」です。リズム隊があまり締まっていない感じはするのですが・・・。マイクのギターは素晴らしい。

「フィルモアの奇跡」ではカルロス・サンタナを引っ張り出した、アルですが、今回はマイクが新たな若手ギタリストを引っ張り出します。
若き、アルビノギタリスト、ジョニー・ウィンターの命をかけたデビュープレイ、御堪能ください。このセッションをきっかけにレコード会社と契約に至ったそうです。今作もまた、非常に資料的価値の高い（むしろ資料的価値の勝る）アルバムであります。

すべてのロック・ギタリストに聴いてほしい名演。 ★★★★★

レスポールをもっとも美しく鳴らしたギタリストというと、このマイク・ブルームフィールドとピーター・グリーン、デュアン・オールマンの3人につきるのではないかと思う。なかでも６８〜６９年ごろのマイク・ブルームフィールドは、神がかり的な名演を何曲も残しているけど、その代表作のひとつ『永遠のフィルモア・ウエスト』が廃盤のいま、いちばんのおすすめはこの“イースト”での録音。

ギターのピックアップのフロントとリアをたくみに切り替えながら、１曲目から快調に飛ばすマイケル。デュアンをはじめカルロス・サンタナ、エリック・クラプトン、ニール・ヤングといったギタリストたちがこのフィルモアで実際にマイケルの技を目撃して多いに影響を受けたという事実が、ほとんど忘れ去られようとしているのがちょっと悲しい。すべてのロック・ギタリストに聴いてほしい永遠の名演。

いっただきま～す! ★★★★★

あったんですﾈｰこんな音源｡ﾌｨﾙﾓｱでのﾗｲﾌﾞ｡嬉しい､生きてて良かった｡ここで聞かれるｷﾞﾀｰの音はまぎれもなく一級品の音｡ｷﾞﾌﾞｿﾝのｵｰﾙﾄﾞﾚｽﾎﾟｰﾙ(当時はただの10年前のｷﾞﾀｰ｡しかし､これを見て､聞いてみんなﾚｽﾎﾟｰﾙに走る｡)をｼﾞｪﾝｾﾝのｽﾋﾟｰｶｰが2発入ったﾂｲﾝﾘﾊﾞｰﾌﾞに直につないぐ｡そして､ｸﾗﾌﾟﾄﾝも嫉妬したﾎﾜｲﾄﾌﾞﾙｰｽｷﾞﾀﾘｽﾄNo1のﾏｲｸ･ｵｰﾙﾄﾞﾌｨｰﾙﾄﾞが弾く｡出てきた音は､丸くてﾂﾔﾂﾔしてけしてﾋﾟｶﾋﾟｶはしていないHな音｡Hなんだよなーﾌﾚｰｽﾞが｡ﾁｮｰｷﾝｸﾞが｡どことってもｷﾞﾀｰが歌っている｡曲がｲｲ悪いなんて超越している｡そんな音が詰まっています｡これが本当のﾚｽﾎﾟｰﾙの音だと私は思う｡前作の｢ﾌｨﾙﾓｱの～｣は､2枚組で価格ﾁｮｯﾄ御高いし､個人的に苦手なｴﾙﾋﾞﾝ･ﾋﾞｼｮｯﾌﾟが途中からﾏｲｸの代わりｷﾞﾀｰを弾いているので､初めての人はｺﾁﾗの方をｵｽｽﾒします｡個人的に大好きなｼﾞｮﾆｰ･ｳｲﾝﾀｰも競演してﾌﾞｯﾄﾝだｷﾞﾝｷﾞﾗなｷﾞﾀｰを弾いています｡(きっと､楽屋でﾔｸを一発打って出て来たんだろうなｰ)こんな美味しいﾓﾉ私だけではﾓｯﾀｲﾅｲ｡貴方もどうぞお食べ下さい｡私はもう一回おかわりです｡それでは｢いっただきま～す!｣

やっと聞けたよ！！ ★★★★☆