最も使える絵の技術本
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表紙を見て「女性向けのお絵かき本?」と思ったのですが
まったくの誤解でした。
水彩色鉛筆の、実に実践的なテクニックを
豊富に分かりやすく、しかも楽しく教えてくれる本です。
もちろん、50歳を過ぎた私のようなお絵かきオヤジでも
抵抗無く読むことができます。
水彩色鉛筆の入門書は、何冊か(何冊も?)読みましたが
実際に絵を描く時の一番参考になったのは本書です。
「そうか、こうすれば簡単にうまくできるんだ!」
と、納得した箇所は、数え切れないほど。
たった1行のちょっとしたアドバイスが
いたる所に載っているのですが、それらが役に立つのです。
どのページもレイアウトが美しく
なによりも随所に出てくる作者の絵がきれい。
水彩色鉛筆で絵を描きたい、あらゆる人にオススメできます。
中身の美しさと実用性の両方共に、星5つです。
この本、すごくいいです
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水彩色鉛筆、はまりました。水彩色鉛筆自体が絵を描くのにすごくいいです。
本書は、デッサンの基礎的なところから、テクニック、画材、道具まで一通り押さえてあります。
それに加えて、自分が、なんで絵を描くのか、なんで絵が好きなのか、を気付かせてくれました。
著者のイラストも満載なので、単に画集としてもお勧めできます。
親切な上、見ているだけでも楽しめます
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本屋さんで見つけパラパラとページを捲っただけで、その絵の素敵さに引き込まれ即購入しました。
私は高校生の頃、お遊び美術部員だったので絵を描くのは好きなのですが、今まで水彩色鉛筆は全く使ったことがなく、道具も何も持っていませんでした。
しかしこの本は、まず水彩色鉛筆画を描くに当たって用意すべき道具や画材を紹介してくれているので、それを元に悩むことなく道具をそろえることができました。
下絵から完成までのペンの入れ方、色のつけ方が細かく丁寧に解説されていて、初心者でも真似して描いていくと、嬉しいことにそれなりの絵が描けてしまいます(これが楽しい)。
自分で描き始める場合も、同じ絵をドライ、ウェット、ドライ+ウェット、ペン+ウェットなど様々な手法で描いているカタログのようなページがあり、とても参考になります。
こんなにわかりやすい絵の技術本は今まで出会ったことが無かったので「初心者だけど絵を趣味にしようかな」と思っている方にぜひオススメしたいです。
読めば読むほど素晴らしい技術本
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見ているだけで癒され、綺麗で楽しいのに、繰り返し読むほど完璧な技術本です。はじめてさん用にとても親切に書かれていますが、はじめてさんも、中級者さんも、どなたにも勉強になることがたくさん書かれていると思います。また、読み物としても大変読み応えのある内容です。私が初めてこの本と出会ったとき、絵が描きたい、という思いより、たぶん精神が病んでいて、誰か助けてと思っていた時に、たまたま目にとまり、とても明るくて、温かい、綺麗な絵に惹かれて手に取りました。そして、文章を読んでいる内に、心が慰められ、絵を描きたくなり・・・絵が描きたい人に、忙しそうなあの人に、お母さんに、お友達に。。素敵なプレゼントになります。
全く絵を習ったことがない私でも手軽に楽しめます
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中学3の息子が「おかあさん!こんなのやってみたらどう?」と選んで来てくれたのがこの本です。開いてみてすぐに、あれ?私にもできるかな?やってみようかな?と新しい世界の始まりです。水彩色鉛筆や道具をそろえてじっくり描いてみるのもよし!パラパラとページをめくってながめているだけでもよし!色がとっても綺麗なので見ているだけでも、とっても癒される一冊です。