そういう人たちの行動に、いつの間にかくすっと笑ってしまいます。笑ってしまったら、今度はきっと「この落語家を見てみたい」と貴方は寄席へ足を運んでしまかも、です。
主人公はごく普通の女子大生やサラリーマン。ただシチュエーションや人物造詣がエキセントリックなので、まあ初めて聞いたらたまげるような話が展開する。最近のヒットは
「針医堀田と賢ちゃんの石」
文字通り腎臓結石に悩む賢ちゃんと名医の堀田先生の心温まる(?)エピソード。
「針医堀田と緻密なヘアー」という続編もあるらしいけど俺は聞いたことない。
喬太!郎!!さんやその仲間が寄席でなにかやる時はいつも若い人でいっぱい。噺がエキセントリックだから「おたく」が多いかというと、以外に女性フアン(女子大生~おばさんまで)が多い。
「ちょっとついてけないよ」って思うこともあるけど
ツボに入った時の面白さっていったらない。客席中をぐわんぐわん笑いで引っ張りまわす。
途中で帰る客、外を通る救急車のサイレンとか、何かハプニングがあるとそれをすかさずネタにする反射神経のよさ。「是非ライブで聞いてみて」というかライブでなければ本当の魅力はわからない、
けれど、このCDでもその雰囲気は十分伝わる。