English Garden のリイシュー盤。今回のジャケはイカしてますね!!
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The Buggles のアルバム制作にも関わったBruce Woolley ブルース・ウーリイのバンド、
The Camera Club 唯一のスタジオアルバムEnglish Garden のリイシュー盤です。
かつてのジャケが、スナップ写真のようなパッとしないものだったのに対して、
今回は、彼らの特徴を上手く表現したナイスなジャケになっていると思います。
ジャケにEnglish Garden の表記がないのは疑問ですが…。
14曲目から18曲目が今回のボートラとなっていますね。
こうして、Bruce Woolley のラジオスターの悲劇を聴くと、
何だかバッタモンに聴こえるのは、いたしかたないですね。
こちらがオリジナルと言えるのかはわかりませんが、
The Buggles のそれよりギターをフューチャーしたロックンロールに仕上がっています。
The Camera Club は、キーボート奏者のThomas Dolby もメンバーでした。
知る人ぞ知るBruce Woolley & The Camera Club ですが、
80’sマニアに関わらず、みなさんもぜひ聴いてみてください!!
「ラジオスターの悲劇」と「クリンクリン」の別バージョン収録
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バグルスの「ラジオスターの悲劇」の作曲者の1人で、バグルスのアルバム制作にも関わったブルースウーリイのバンド「カメラクラブ」のアルバム、10年ほど前に日本でCD化されたが売れずに廃盤になっていた。昔FMラジオで、このCDバージョンの「ラジオスター」を聞いて、バグルスのような軽薄さがなく、リズムを強調したダンサブルな曲調に魅せられたことを思い出す。全体的には、テクノなムードは控えで、まるでXTCの「ドラムスアンドワーヤーズ」の音世界を目標にした様な仕上がりになっている。キーボードはバリーアンドリュース脱退後にXTCに入ろうとして断られたトーマスドルビーが担当している。ブルースのボーカルは癖があり、その後はグレースジョーンズのアルバムのプロデュースなど、トレバーホーンのような役回りが主体になってしまう。近日再発予定のバグルスの「アドベンチャースモダンレコーディング」にもブルースは参加している。