全体的に明るく、爽やかな印象が新鮮に感じました。
大学の友人に「愛されるのがWOMAN」を教えたところ、
朝の気分にとてもマッチするらしく、電車の中でいつも
聴いているそうです。
還暦を迎える、新しい時代の陽水を感じました。

最初聞いたときには、シングルカットされた「新しい恋」以外はイマイチと思ったものですが、さすがは陽水！、なんとなく繰り返し聞いているうちに、このアルバムの良さがわかってくるのです。聞けば聞くほどこのアルバムの完成度の高さが、楽曲の良さがわかってくる、まさに佳作的なアルバムでしょうか。
ここ数年のアルバムの中では一番の出来だと思うのですが。

いつも学校の帰りにバスで聴いています。とても聴きやすいですよ!陽水の声も妖しくて爽快な曲もあり、ロックありとさすが!

明るく開放的な感じの曲が多いアルバムだと思います♪
蜘蛛の巣パラダイス：妖しい夜っぽい雰囲気、不思議な歌詞が陽水さんらしくて大好きです！
長い猫：猫が大好きなので「うん、猫って長くて鼻が小さくて･･･めちゃめちゃｶﾜｲｲねんなぁ〜（＞＜）」と思いながら聴いてます。ノリが良くてかっこいいです！
11;36 LOVE TRAIN：電車に乗っている恋人たちの妖しげな物語･･･映画のﾜﾝｼｰﾝを見ているような雰囲気がいいです！

全体的に聴きやすい曲が多く、最後の『あなたにお金 』以外は
自動車とかでさらっと聞くのに適しているのではないかと思います。
ただし、何度繰り返し聴いていると個人的には、
『新しい恋』の歌詞にある『バっくれた気分で〜』の所が少し耳障りになってきたり、
『ナビゲーション』の歌詞にある『たまねぎレモン』など
少しコケているような気がしてしまいました。また
『11;36 LOVE TRAIN 』も歌声がおじいちゃんっぽく聞こえてしまい、艶っぽさが
失せてしまっているところが残念です。
目に付いた嫌な所ばかり書いてしまいましたが、
アルバム全体には大御所の凄みを感じますし、売らずに持っていようと思える
ＣＤです。