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こころの格差社会―ぬけがけと嫉妬の現代日本人 (角川oneテーマ21)

価格: ¥720
カテゴリ: 新書
ブランド: 角川書店
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イタイ勝ち組もいる、素敵な負け組?もいる ★★★☆☆
勝ち組負け組みとか騒いで、諦めとか嫉妬とか逆に変なスノッブ意識とか、最近すごくそういう空気が増幅されてる感が・・・ちょっと怖い感じすらする・・・勝間さんの本を褒めたレビューはすごく反響悪いもん。
六本木ヒルズの外資務めてる同級生が、さり気に自慢&見下したい&羨ましがらせたいみたいだったんだけど、バカバカしくって!いいトコ務めてお金あっても、幸せじゃないんじゃないか?幸せだったら他人にひけらかしたり羨ましがられようとしない思うし。
それぞれでいいじゃん。負け組みとかいったって、食うに困るとかそういうレベルの人ってあまりいなく、それなりに買い物楽しむ余裕もある気がする。世間も組み分けして煽らなくても・・・ってメディアかな。分かりやすい恐怖や虚栄心を煽るという。

今自分はいわゆる世間の勝ち組じゃないかもだが、別に六ヒルの子とか羨ましいとは思わないなー。30過ぎてまだ婚活盛り上がってない頃だったが、モテそうな先輩が結婚相談所で相手見つけたから自分もって、はじめて複数の人からアプローチされたのか「boysって・・・」「デートして交際求められたけど、断った。人を傷つけるのって苦しい・・(私って罪な女みたいな・・は?たった数回デートしただけだろ、今までモテなかったんだろうな・・)」とかモテ子ワナビーな相談・愚痴にみせかけた自慢もイタかった!はじめは本気相談だと思ってきいてたら、調子乗っちゃって・・・こんな性格ブサ子ちゃんだったのか、知らなかった、おとなしくしかったから。これだからお勉強だけで成績とかしか誇れる事ない人は困っちゃうな。それなのに自分は他人のグチはウザイという・・・はぁ。お前こそウザイよ!という。もうほんと六ヒル族っていってもかっこ悪い人いるじゃん!みたいな。
「格差社会」を幸せに生きる人生の参考書 ★★★★★
 本書は「格差社会」そのものをテーマにしたものではなく「勝ち組の憂鬱・負け組のいら立ち」という言葉が象徴するコミュニケーション不全に陥った社会で不満を抱えながら暮らしている現代日本人に、「格差社会」というキーワードを臨床心理学の視点から用いて、人生を自分らしく幸せに生きるためのアドバイスを与えてくれる、心のあり方そして人生の参考書だ。

 著者は、勝ち組の自己努力のみで成功したという過信と、負け組の努力してもしかたないという実感との乖離、つまり「ぬけがけと嫉妬」という言葉が示す国民の間の心理的格差が、実際の経済格差よりも大きく広がっていると警告する。そしてその理由として、日本人の大多数が、収入・地位・資格・生活水準等の外的条件のみを重視し、自分らしく生きたいという自己実現欲求を抑圧していることを指摘する。

 テレビの普及や生活環境の都市化により、ひとりになって自分の心の内側や自然の移り変わりと対話する時間が持てなくなり、外的条件の比較ばかりするようになったことが生きづらさの原因だとする著者の説には根拠が足りないと思ったが、ユングのちょっと難解な「無意識的視点を人生に加える」という言葉は、今後の生き方の参考にしたいと思う。
参考になった ★★★★☆
自分は、昨今言われている、「負け犬」の方に属しているが、どのような考え方をしてゆけばよいのか、この本の中で、紹介されていて、とても参考になった。この本の中では、色々と、専門用語が出てきて、少し難しいところもあったのだが、勉強になった。生きていくうえでの、アドバイスになったといっても過言ではない。
格差社会を幸せに生きるために ★★★★☆
ストレス社会、格差社会に生きている日本人に対し、精神科医の視点から生々しい分析をしている。例えば、マズローの欲求の5段階説。現代社会に生きる若者が、食べていくのにこまらず、住む場所もあり、愛する(愛される)人もいる、つまり第4段階まではみたされているが、最後の自己実現の欲求はみたされていない状態だと説明をしていた。

おっしゃるとおり。今の日本はとても豊かでものがあふれている。欲しいものが、少し手を伸ばせばなんでも手に入る時代にありながら、生き方に迷い、戸惑っている若者。自己発見や自分探しというものに、ほんの少し警鐘をならしながら「40歳までに成人に」「ふと、という直感を大切に」とアドバイスを送っている。


格差社会を幸せに生きるための、「現状分析」と「心の処方箋」といった感じの本だろうか。

読むには値するが、誤認も多い ★★★☆☆
内容は格差社会というよりも、著者の立場からみた現在の日本人の集団としての、ものの見方、考え方をまとめた、プチエッセイという感じです。 第2章のコミュニケーションはなぜうまくいかないか、 第三章抜けがけと嫉妬の日本社会 四章格差時代を幸せにいきる はストレス疾患に携わった著者の経験がうまくまとめられ、おもしろい。
ただ、マズローの「人間性の心理学」をもとにしたと思われる、第1章、5章は誤認、誤読が多い。 たとえば、著者は、いわゆる娯楽は「気晴らし」として満足が得られない(174P)とあるが、これはまちがい。 「人間性のー」では、こういった目的のない「気晴らし」を 「表出的行動」と表現して分析しているだけ(マズロー第10章)で、むしろ満足をあたえる一要因としている。 さらに第5段階の自己実現欲求は、すべてが満たされた状態のまれなケースであり、なにをしていいかわからない状態の日本人がこの段階だという(180P)というのも全くの誤読である。(マズロー242P) 動機付けを失った人間にマズローの動機付け理論を適用するのは間違い。
 対人関係、社会生活のなかで幸せに対する処方箋を探しているひとには この本よりむしろ、デビット バーンズ「いやな気分よ さようなら」 「フィーリンググッドハンドブック」がおすすめです。