TBMの幻の最高傑作だ!!
★★★★★
2002年度作だけど、おそらくオリジナル盤は一般に出回ってない幻のアルバム。
当時インターネット上での支持はかなりすごかった様で、そこらのメジャーバンド以上にファンサイトがいっぱいあったのを確認できました。
今回は2005年初めに米国アマゾンとかオフィシャルサイトで再販されたもののさらなる再販です。
昨年レーベルとも契約して、今夏には新作リリース予定でかなり波に乗っているバースデーマサカですが、彼女らはこれ無しでは語れないほど"Nothing & Nowhere"は超名盤だと思います。
Imagica時代に創られた曲の完成形の集まりが今作であり、サウンドはVo.のChibiの腕に彫られた"夢想家"という文字通りの世界観で、猟奇的な調子のVioletよりもニューウェーブの色が強い幻想的な仕上がりとなっております。
曲と曲がつながっており、ひとつを絵本を読んでいるようで(ぜんぜん違うけどその点Maeの"The Everglow"にも繋がるものがあるかな?)、夜寝る前に聞けば、あたり一面ジャケットそのままの紫の世界が広がって感動しますよ!!