良くも悪くもまとまった内容の秀作。このバンドの魅力であるアグレッシヴ
さはこれまで同様に堪能できる。今作では特にＨＩＺＵＭＩの歌唱に重点が置かれ、
よりメロディアスに仕上がっていてクオリティは高い。カラオケで歌える率が高く
なったので、当然、デス声率が下がる。演奏のクオリティも更に上がったと感じたが、
ゴリゴリのギター・リフで押しまくる曲が少なく、フックも少ない。寂しい。
メタル・テイストは削減しているので、その辺りを期待すると肩透かしを喰らう。
でも各曲、文句無くカッコイイです。元ネタが見え隠れする＃4みたいなのはご愛嬌。
買って損することはまずありえない作品です。メタル好きとして星4つ。メロディアス
なＶ系としては星5つです。

買ってから早速聞いたんですが、どの曲も凄く好きです。
coll:setは本当に“マニア向け”という感じがしたのですが、ポップな曲もあったり
ヴィジュアル系が苦手な人も聞けるんじゃないかな、と思います。

ですが、逆にD'espairsRayの世界観が薄れてきたのではないでしょうか？
崩れてはいないんだけれども、coll:setの印象が強く残っているので何か物足りなさを感じてしまいます。

D'espairsRayを最近知って、興味がある方は買ってみてはどうでしょうか？
買って損するような出来ではないです。

前作のcollsetが非常に気に入ってたので今作も購入してみました。
聴いた印象としては、前作ほど壮大な雰囲気はなく、割とラウド感とメロディーを重視した出来になってます。
前作と比較する気はありません。充分満足出来る内容です。

悪くはないです。曲調の幅が広がってるんだけど、そこまで“らしさ”も崩れてなくスケール的に大きくなった感じを受けました。このアルバムの雰囲気だったら多少ホールのような大きい会場がイメージ出来る気がします。

ただ…個人的に前作がかなりの出来に感じたのでやっぱりちょっと物足りなく感じる部分があるかなぁ？？多少、先を考えてバンドとしての引き出しを増やしたアルバムって捉えれば全然いいんですけど…

歌物に関しては成長を感じますね。シングルの「Squall」は特に。今後どうなるかはわからないですけど、変に「あぁ〜…」って印象はそこまで受けなかったので、まだまだいけるバンドだとは思います。次のアルバムでどうなるかが楽しみです。

期待をこめつつも、今回は星３つで。