わたしの尊敬する大好きなDJさんが、某FM局でこのアルバムを大絶賛されてたので、魅かれて購入しました。うん、確かに大人が聴ける上質な夏のポップスかな。はしゃいだり、媚びたりする『夏』はありません。ナチュラルな日常の夏、大騒ぎしない夏、でも胸に来るものは確かに『夏』そんな感じです。歌、サウンド、演奏、メロディと歌詞、どこをとってもバランスのいい、センスの良さを感じさせてくれます。杉山さんってこんなに伸びやかに歌う方だったんですね......。いいボーカリストです。良き時代のソウルを感じるアレンジとか、シンプルなロック、など、音楽好きな大人向けですね...とてもいいアルバムでした。

ＦＥＮ１、２（素晴らしかった）を聞き込んで気に入っていた方、オメガトライブ時代の曲やソロになってからもＳＨＡＤＥ、風のlonely wayのようなドラマチックなメロディーを歌い上げるボーカリスト杉山清貴さんが好きな方（私も大好きです）からすると、このアルバムのメロディーは少し落ち着いているのでは〜と思われるかもしれません。しかし、私は、このアルバムもとても気に入りました。
ベテラン・・・、私なりに考えました。ミュージシャンのベテランということもそうですが、人生のベテランという意味と勝手に解釈しました。例えば、同じ景色を見ても若いときと年齢を重ねてからでは見え方が違うということがあると思います。老いるのではなく、素直にゆったりとした時間を楽しめる、そうかと思えば、恋する気持ちは今でも少年のようで、そんないろいろな心のあり様を持てる年齢の重ね方です（勝手にスミマセン）。ベテランは、そんな感じの曲々の集まりではないでしょうか。そう思って聴いています。最初の「ろっくんろーる」「Mr　Happy　Walk」は軽やかな印象。「AFFECTION」「Honestly」「何処へ」は少しくるおしい、心がかき乱される感じ。「透明なI LOVE　YOU」の♪同じ空ーのあたり、「Waltz」のイントロは少し思わず泣きそうな感じです。最近の自然体の杉山さんも好きな方は、もちろん文句なく気に入るアルバムだと思います。
それと、最後のGlory Love。歌詞・メロディー・アレンジ、オメガトライブを彷彿とさせてくれます。ベテラン、是非聴いてみてください。

ktの生誕50周年記念版♪

まったりと落ち着いて聴ける[大人のサマーアルバム]です♪

ただし、全曲まったりではありません(_☆)

B曲目の[AFFECTION]はクールに♪

H曲目の名バラード[何処へ]のktのボーカルは走召圧巻!!

さらに…(0_☆ヽ)

ボーナストラックで最新シングル[Glory Love]も収録♪

派手さはないかもしれませんが…今回のこの雰囲気も大好きです(∀`b)

50歳のバースデーに発売ということで、ある意味「金字塔」的なアルバムになっていると期待して買いましたが、残念ながら期待は裏切られた結果になりました。
20年以上、彼の作品を聞いてきた中で、最も退屈なアルバムと感じられました。
かつての「夏特有のワクワク感」や気分が落ち込んだときでも晴れやかに感じられる高揚感が全くなく、歌詞もメロディもアレンジも平凡かつ古くさいものでした。
彼の音楽が好きだった自分にはショックな仕上がりになっていると言わざるを得ないアルバムです。
アルバムタイトルの「ベテラン」というより「年老いた」という言葉が似合っています。
厳しいレビューになってしまいましたが、彼のファンだった者の正直な感想です。
それだけ残念だったということで、本当は☆一つにするところですが、唯一気に入った「Glory Love」が収録されているので☆二つにしました。