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はじめてのドイツ語 (講談社現代新書)

価格: ¥777
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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:「英語を活用して」ドイツ語を学ぶのではなく、「はじめて」ドイツ語を学ぶ人のために ★★★★☆
 私が大学生の時、ドイツ語の授業と卒論でドイツ語の文献を読む際に使用した文法書の1つである。その中でも、初学者にとって本書が一番使いやすく、分かりやすいと思われる。

 まず、何といっても、たいていのドイツ語の文法書といったら単行本サイズなのに、本書は新書で、かつ大学で習う文法をほぼ取りあげている!また、詳しい解説や例文についても易しいものである。そして、ドイツ語を習う中で誤解しやすいところ(例えば、140‐143頁にある「「貧しい人」か「腕」か―形容詞の名詞化」の項目など)を紹介したり、「枠構造」という方法を使って本動詞と助動詞の位置関係を説明している。とりわけ後者については、このような見方もあるのかと納得したことが印象的であった。
 
 高校までに習った英語を活用したい、または英語に自信があってドイツ語を学習したい人には、手嶋竹司『英語を通して学ぶドイツ語』(文芸社、2006年)や少しレベルが上がるが、佐々木庸一『新英語から入るドイツ語』(郁文堂、1989年)がオススメである。英語を使わずにドイツ語を習いたいと思っている人には、本書を推薦する。
帰国組にも納得の分かりやすさ ★★★★★
現地にてドイツ語でドイツ語を習った後帰国すると、日本語で書かれたドイツ語参考書の分かりにくさに辟易します。
主な理由は各著者創造も含む奇妙な文法用語にあるのですが、
この本はそんな意味不明な文法用語を無視して説明だけを読むことができたので楽でした。
(日本人ってホント簡単な内容を難しく説明するのが好きですね。現地では文法用語なしで講師は解説してますよ。)
参考書にありがちな丸暗記を強要する表の羅列ではないのも嬉しい。きちんと説明があるので理由を知りつつ覚えることが出来ます。
ドイツ語って簡単!と思わせてくれます。
文句なしの五つ星!
これからドイツ語を始める人、ドイツ語につまづきかけている人、この本を読んでおくと後が楽。
ゲルマン語はあった ★★★☆☆
 講談社現代新書の「はじめての○○語」シリーズは読める文法書として稀有なものであり、非常に面白い企画として私はとても楽しく読ませてもらっているのですが、本書はそのドイツ語版であります。何分、文法を通じてドイツ語とは何かという根本から見据えようと試みているので、扱っている文法事項は入門の入門であり、本書を片手に独文を読みこなすという性質の文法書とは趣を異にしていることは注意しておかなければなりません。
 本書は、ドイツ語を使いこなすための実用書である面と同時にドイツ語を生み出した文化を知るための教養書の役も果たしているところが最良の特徴であると言う事ができるでしょう。つまりはどのように読むかによって只、一言語の文法を知るに止まらずもっと広い言語の地平を見渡す鍵を与えてくれる可能性を秘めている、ということです。これは相当専門的のある方ならば、実用一点張りで脇道に逸れる事のない文法書でもそのような視点から文法書を読みこなすことが出来るでしょうが、私にはとても無理な相談です。しかし、本書は私程度の知識でもそのような知的遊戯を楽しむことができるのです。おそらく読者の方も、それぞれに色々な本書を使った楽しみ方ができるはずですが、私の場合は英語との比較という切り口で読んでみました。目につく限り挙げてみると、こういう場合まず注目すべき数詞の構造はもとより、英語の頻出名詞・動詞の不規則変化にドイツ語の複数・不定詞の語尾“-en”が付いたり、英語ではbe動詞のみになっていますが文頭に動詞を出すことによって疑問文を作るやり方など、この二語が強い結び付きを持っている事を感じます。さらに、英語史を紐解くならそこはより興味深い。渡部昇一氏の言われるごとく、ドイツ語は英語を知るには絶好の立ち居地に居り、本書を通じてゲルマン語なるものの存在を明瞭な形で以って強く実感することが出来る、という訳なのです。
ドイツ語ってすばらしい! ★★★★★
大学の授業で名詞の性の所でつまづいてしまい、クラスメイトに遅れていくにつれ興味を失っていきました。一念発起して買ったこの本でしたが、まったくの初学者にもわかりやすい解説でだんだんと授業についていけるようになり、テストも出来ました!

テストよりなによりドイツ語に興味を持てたこと。著者のドイツへの愛を感じる事が出来たこと。語学書のはずなのに気持ちよく引き込まれていきました。

いい本ってこういう本だ。

読めるドイツ語文法書 ★★★★☆
ドイツ語の文法は明快だといわれることはおおい。しかし、初心者は本当にそれを感じることができるのか?この本は、その明快さを感じるべく書かれている。大学で第2外国語としてドイツ語をとる人、口語体で書かれていることから独学する人におすすめ。

英語との違いを比較しつつ、ドイツ語の文法的本質が解説される。特に、ヴァレンツという考え方の紹介、基本語順をSOVとする考え方は、他の入門書にはない論法だが、わかりやすい。
難を言えば、索引・例題等がついていないこと。独文を読むときに、文法的解説を参照するためには自分で付箋をつける、あるいは目次に書き込むなどする必要がある。