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カラーイメージスケール 改訂版

価格: ¥1,785
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
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色から喚起されるイメージを区分。 ★★★☆☆
この本は、様々な"色"を実際に使用する際にどう配色したらよいかの見本集です。

様々な色、全130色を三つの軸(暖色―寒色、ハード―ソフト、清色―濁色)によって評価し、それぞれの"色"の与えるイメージを(ファッション関係の言葉で)分類し、体系化を行っています。

どの色並びがどういう効果を与えるのかについて、三色並べたイメージ見本を全130色について、各色9種類づつ挙げてくれています。

オーソドックスな色から、割と使い方に困るような色まで、代表的な配色を挙げ、「つつましい」とか「なごやかな」とか、一言"言葉のイメージ"を添えてくれているので、使い良いです。

また、現代に住む日本人にとってどんな心理作用を与えるか、薀蓄が12行、ページ下段に書かれています。深い内容ではないですが、これも、色によっては面白いです。「茶ねずみ」「暗灰色」とかが面白い。例えば「紫」だと下のような感じ。

「紫は、盆地のような日が翳りやすい所で、よく見られる色相である。それは、清色的な青に対し、最も濁色みを感じるしきそうだからである。この色 相のVトーンは鮮やかで艶やか。不思議に、人の情感を魅了する色だ。派手なので、優雅さを欠くがR、RPなどと合わせると、情熱的でゴージャス。ゴールド とも合う。トーンを調整すれば、豪華になりすぎず、妙味も生じる。G.BGを加えると、個性的な雰囲気が表現できる」

インテリアやファッション、工業デザインでの使用頻度も星の数で示してあります。また、色ごとに、マンセル値とRGB値が付いています。YMCK値は付いていません。
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薄い割に定価高めで、本屋さんで手にとっても、そのまま、そっと棚に戻してしまいそうな本。でも、色に興味がある方なら、買って損はないと思います。

特殊な例ですが、自分の場合、原色顔料の組み合わせから、色を作って、これを工芸材料の原料にするような仕事をしていたせいか、一色一色が、とてもかわいらしく見えました。どんな色でも大切にしてあげたい。そう思うので、こういった本があるのは、非常にうれしいです。
広告プランナーにおすすめ ★★★★☆
イメージを理論で表現できる本。
コンセプトを即、配色に変換できるので、広告代理店などの人は持っていると使えると思います。ホームページ作成の仕事をしている人にも良いのでは。
プレゼン資料の配色に最適 ★★★☆☆
プレゼンテーションは回数を重ねていくごとに上達していきます。
そうすると、そのデザインにも凝りたくなってくるのが自然のサガ。

ということで、とりあえず配色用にコレを使ってます。
実際のモニター表示色とはズレがありますが、私にはそれはそんなに問題ではありません。

この本のうれしいところは、

何と言っても配色ごとの「洗練された」「理知的な」などの組み合わせのイメージを示してくれているところ。
もちろんRGBも表示してくれてます。てなことで、かなり重宝してます。

家の模様替えをしましょうか ★★☆☆☆
この種の本の中では色の狂いは大きい方だが、
この本の主目的を考えればそれは瑣末なことといえる。
服飾、建設など色彩調和を考える場合に参考になるかもしれないが、
基本を充分に運用出来るようになることが先で、
入門に用いるべきではなかろう。

総合的に見れば一定の評価を与えられると思う。

プレゼン資料作成のツールとして ★★★★☆
 専門外の本ですが、「これは使える!」と思って買いました。
 顧客に対して色々な場面プレゼンを実施する機会が多く、プレゼン資料を作成するのに使えると感じました。

専門知識がなくても3色の組み合あわせパターンに対して「革新的な」「清楚な」「生き生きとした」といった感覚的なイメージの表現が着いています。このイメージを手がかりに、プレゼン全体で伝えたいことの性質に応じて配色を使い分けていくと、なんだかより説得力のあるものができてきたように感じています。