作品は中々、但しパッケージとしてはちょっと
★★★☆☆
1999年版・アメリカ製作の不思議の国のアリスです。
総制作費24億円、マトリックスなどを超える脅威のSFX技術という文字がパッケージの裏を飾っており、エミー賞を4部門受賞しているそうです。
ストーリーはパーティーの招待客の前で歌を歌うことになったアリス、でもその為の勇気が出せずにいるとウサギを見つけ、不思議の国に。色々な登場人物に会ううちに自信をつけて〜エンディングという流れになっています。原作のアリスを下敷きにしたという感じで話のつながりや細かいところなどは結構自由に作られています。
不思議の国のアリスの映画は8作品くらいは見ていると思いますが、赤の女王(ミランダ・リチャードソン)といかれ帽子屋(マーティン・ショート)はこの作品のが一番印象に残ってますね。原作と比べてオヤッと思ったり比較的最近の映画化でお金をかけてるという割には合成が?と思ったりもしますが、悪くは無い出来です。
但しこのDVDパッケージ、メニューは無いのはともかく日本語字幕が消せない方式だったり1層なので画質もいまいち、更に一部カットされているという作り(米版Alice in Wonderland (1999) (Ws) [DVD] [Import]:150分)なので残念。