オールカラー!で日本の有名作品が見られる。
しかも、聖徳太子に始まって比田井天来まで55作品も!!
それでこの値段なのですから、
書道をする者なら「 買い! 」でしょう。
この本に掲載されている作品をカラーですべて揃えたら
いったいおいくらになるのか私には想像もできません(笑)
古筆の歴史的解説やコラム、見どころなどは
書道を知らない人でも理解できる面白さで
教養のひとつとして揃えておくのも良いかと思います。
ちなみに、私は仮名のスランプに陥って長い間筆を持てなかった時、
これに掲載されている平安古筆を飽きるまで眺めて暮らしてました。
すると、なんだか無性に書きたくなって、
書いてみたら前と何か違っていて、
初めて先生に褒めていただけるものが書けました。
後に聞くところによると、こういうのを「目習い」というそうで
これも書の学習のひとつなんだそうです。
眺めるなら、やっぱりカラー!ですよね?