書いてるレビューを参照してくださいw

540も覚えなくてもZ会の英作文のトレーニングの付録例文集で十分です。

代ゼミ・ビデオ講座でおなじみの著者渾身の一冊。
自らを英語バカ一代、と称するだけあって、折に
触れて書き留めてこられたであろう表現メモの数々
を、惜しみなく開陳。例文集としても、熟語帳と
しても非常に充実した内容。

吉ゆうそうという人は、パターンを整理して並べる
という技能に長けた人で、本書を数ページ読めば
その地味な作業が喜々としてなされたであろう事を
汲み取ることができます。留学や外人による指導を
受けることなく国内教材の独学だけで、人気講師に
まで登りつめた氏の、先輩学習者としての軌跡に、
我々も便乗しようではありませんか。

この本は、構文がずらりと並んだまさに構文集の決定版(ＣＤ付き)。

欠点は解説がほぼない(少ない)事。
この本が優れた長所を持っているかのように感じますが、それほどではありません。ただ、構文が並んでいるだけです(それは本当です。自分で見ればわかります)。
「構文を九九のように覚え、それを英文解釈や英作文に役立てよう」というスタンスですが、これだけの量を覚え、実際に役立てるのは結構大変です。ですが覚えれば役に立つのは間違いありません。英作文、英訳のための実力養成としての１冊です。・・以上です。

本書は大学入試用の英語構文集である。著者によると、重要な英語構文は九九のようなものであるという。わずかな九九を暗記するだけでスピーディーに英語を処理することができるようになるというわけである。詳しくは本書のINTRODUCTIONを参照していただきたい。英語学習の王道は英文暗記であることが説得的に説かれている。

大学入試用の構文集は他にもたくさん出版されているが、様々な観点から考えると、本書が一番優れていると思われる。本書の特徴を４つ紹介したい。

１．重要構文や熟語が赤色で書いてあり、付属の赤シートで隠せるようになっている。対応する日本語訳の方はゴシック体になっているので、構文・熟語のみの確認も容易である。

２．「本編」と「演習編」に分かれており、「本編」で単元別に学習した構文が、「演習編」では別の英文で、しかもランダムに復習できるようになっている。問題の形式はカッコの穴埋めで、解答はすぐ横に書いてあるが、これも赤シートで隠せるようになっている。

３．索引が充実している。赤字で書いてある重要構文や熟語だけでなく、各英文に盛り込まれたその他の熟語や語法、それに「付帯状況」のような文法用語も載っている。

４．付属のＣＤが「日本語→英語」の順に読まれているので、大学入学後も瞬間英作文の訓練に使える。

どうしても540文が多すぎると感じる方や英語が苦手な受験生には、以下の二冊を勧めておこう。索引はないものの、なかなかの良書である。
安河内哲也『大学入試超頻出英文ハイパートレーニングBEST300』（桐原書店）
永田達三『英語重要構文400』（東進ブックス）

大きな本屋さんでも、この著者の本はなかなか見つけにくいかもしれませんが,以外といっては失礼ですが、本の出来栄えは使ってみればこれはすごいぞとわかる良い本です。
構文の理解に中心を置いているのに、重要単語、熟語もうまく網羅されています。文章も覚えやすい内容なので、何回か音読しているうちに自然に覚えられます。

この著者の英語学習苦労物語の本がむかしありましたが、英語学習方を知るにはなかなか役立つものでした。こちらもおすすめです。
見た目、地味な本ですが、実用英語にも著者は長けている方です。