作者に売られた喧嘩を六千円で買う。
★★★★☆
久し振りに時を忘れて
汗を噴き出しながらのめり込んだマンガだった。
クセのあるキャラクター達が
説教と愚痴をこぼしまくるので、イラッとくる事もしばしばだが
それをどう捌けるか
という社会性を、読むうちに図らずも鍛えられた気がする。
後半からこの最終巻に至るまでの怒涛の展開は
見る者を圧倒する迫力があり、
作者本人も語る通り
「憑き物が来た」様な状態。
表現衝動の本質というものをたっぷり堪能しました。
先述の通りイライラする事が多く
繰り返し読みたい類の作品ではないので
どうしても★を減らさざるをえないですが、
癒やしだ萌えだで弛みきった精神を
シェイプアップさせるにはとても良いマンガでした。
好き嫌いはともあれ一読して頂きたい。
セイン津ぅ!
その後の宮本おもしろすぎ
★★★★★
この定本1〜4の良さは、作者と編集者の対談・作者の各話解説・後日宮本の書き下ろしが読めることですね。
連載当時は10代で、この作品の良さが分からなかったのですが、インパクトだけは印象にあって買いました。
結果徹夜で全巻一気読みしてしまいました。
この表紙、誰が買うんだ?
★★★★★
背表紙も凄いです。書店じゃ買いづらいです。w
その後の宮本もよかった。