ピッキング被害と現状からピッキングの撃退法まで描かれています。
ピッキングの脅威から自分を守ろうとする人が読むための本ですが
法改正が行われピッキング用品を持ち歩くだけで、いまでは違法行為となり、ピッキングによる被害はかなり少なくなりました。
それでもピッキング工具など自作しようと思えば出来ますから、脅威は残っています
それに鍵屋なら合法的に持つ事ができます
最近、就職先が困難な中で鍵屋を目指している人が多く
どこの専門学校もいっぱいだそうですが。
鍵屋になることには、特別な免許も日本では必要ありません。
鍵屋を目指す前に、こうした世界を理解するためにこの本を読むのも面白いのではないでしょうか？

本書は鍵のメカニズムから、鍵開けの方法、セキュリティの高い錠の選定までを解説。リスクを知らないで対策は出来ない。この本を読むことで、少なくとも既存の鍵のリスクについて理解することが出来、体を動かして行動することにより、鍵の交換なども自分で出来るようになるかもしれない。

しかし、装丁やレイアウトの点から「鍵開けマニュアル」の方が見やすく、また新しいため良いかも。