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食でつくる長寿力 (日経プレミアシリーズ)

価格: ¥893
カテゴリ: 新書
ブランド: 日本経済新聞出版社
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本書とDVD「長寿の謎を解く」で、食のONE PIECEさながらの面白さと為になること間違い無し! ★★★★★
 著者は世界25カ国61地域を調査した家森幸男氏で、調査結果より“長寿の秘訣は食にあり”と主張されている。(中略)
 本書は、日本経済新聞に掲載した内容を加筆・修正し、1冊の本にまとめたものである。

 世界各地で調査した結果より長寿の秘密が食にあること、並びに食習慣が変わることで寿命や健康に重大な変化を及ぼすことを説いている。また、ファストフードが食習慣を破壊し、結果として健康の悪化や平均寿命を短くすることも取り上げている。
 最後はエッセイを1章にまとめたもので、現在の取り組みや若年層の食の悪化について指摘している。幾つか印象に残った箇所があったので、以下に箇条書きする。

(1)一日一膳 
…朝昼晩のうち1回は、身体に優しい食膳を摂る。

(2)大豆
 ・フランスでは「食べる化粧品」として販売
 ・美容やメタボの予防に最適
 ・癌の発生率も低下
 ・出産にも有効

(3)孫子[まごこ]は(わ)やさしいよ
 ・ま…豆
 ・ご…ごま
 ・こ…米
 ・は…わかめ、海藻
 ・や…野菜
 ・さ…魚
 ・し…しいたけ、きのこ
 ・い…いも
 ・よ…ヨーグルト

(4)「人は血管とともに老いる」
 …血管の老化が寿命を決定

(5)健康10ヵ条[長寿力の条件]
 ・1…食塩を控えめに
 ・2…脂肪、とくに動物性脂肪をとりすぎない
 ・3…野菜と果物をたっぷり
 ・4…乳製品をとる
 ・5…魚や大豆で良質なたんぱく質を
 ・6…食事は大勢でにぎやかに
 ・7…食材をバランスよく
 ・8…1日1膳(1日のうち1食は体にやさしい食事を)
 ・9…長生きは勝ち取るもの
 ・10…前向きに明るく楽しく生きる

 できることなら、本書を読み、NHK教育テレビで放送された「長寿の謎を解く」を視聴されることを強く希望する。DVDでも発売され、室蘭ではTSUTAYAでレンタル可能である。
 教育テレビと聞いてお堅い内容を連想される方もおられるかもしれないが、食のONE PIECEと思えるほどワクワクする。番組を視聴することで著者の体験談に海馬が刺激され、視聴後に本書を読むことで番組の内容が大脳新皮質にスッと入るだろう。

 また、本書は「長寿の謎を解く」と重複する内容が大半を占めており、番組後のことも取り上げている。よって、復習テキストとしても続編としても最適な本である。
 個人的には、学校の教材として使用すると更に効果が上がるのではないかと考えている。朝食を摂ることの重要性が叫ばれ、食育にもスポットライトが当たっている現在、本書とDVDを通じて失われつつある日本の良き食習慣を取り戻せるきっかけになるのではないだろうか?
命を削る食事 ★★★☆☆
世界各国の食事事情を調査してきた家森幸男さんが、
珍道中の模様から、食生活の未来まで語る。

短命地域を教訓とすると、
伝統的な日本食をベースに、一膳ずつ改善してゆくのが良さそうだ。

健康と長寿のために摂取すると良いものリスト。

1. 野菜と果物
2. 乳製品
3. 魚、大豆のタンパク質
4. 米
5. コレステロールは高くても低くてもダメ

食事は大勢でにぎやかに。
なんてのも重視されるポイントのようだ。

逆に、健康と長寿のために悪いコト。

1. 食塩
2. 脂肪(とくに動物性脂肪)

酒はどうなのか? 酒好きの皆さんは気になるところでしょう。

* 赤ワイン
* コニャック

以上はOKみたい。飲み過ぎは肝臓にダメージがあるので、ほどほどに。

基本は、塩分を取り過ぎなきゃ長生きできそうだ。
さらに長寿希望の方は、本書を読んで食生活を改善すべし。
健康食の基本は日本食 ★★★★☆
食育界のインデイジョーンズこと家森先生の「世界健康食を探し求める旅」を新たに新書に書き下ろしたもの。
従前からの読者にとって真新しい内容はないかも知れないが、もし今から健康食とは何かを探していらっしゃるのなら、本書はとびきりのおすすめだ。

キーワードは大豆とヨーグルトと野菜と果物(含む赤ワイン)といったところだが、何故それが健康食たりえたかを地道な現地調査でとらえたところが著者の偉大さだ。
まさしく今、日本の食の原点の戻り見直すべきです。 ★★★★☆
アメリカナイズされたファストフードの普及につれて、肉、油脂、濃い味付け中心の食生活に偏りがちになっているのが現状です。
肉食動物は本能的にビタミンやミネラル、酵素を多く含む内臓から食べるそうです。
日本人は和食に代表されるように元々野菜や魚肉、米食と豆腐や納豆といった大豆文化中心の食生活であったはずです。
家森先生は世界25ヶ国61地域に及ぶ食による長寿力の影響について医学的観点から健康度調査を行ってきており、その調査結果は実に科学的でリアルなものです。
本書はグローバルに世界の食と長寿力の相関関係を調査した上で、現在の日本の食事情に対して警笛を鳴らしているものです。
新書であるため、各所の触りだけに留まっており、膨大なデータに関してもう一歩踏み込んだところで理解を深めたかったというところはありました。
”一日一膳ヘルシーメニューを食す”といったように、あまり無理をせずに、できることから始めるのが大切だと思います。
マスメディアや行政を交え、日本人に適合した食生活を見直すべき時代が一刻も早く到来することを期待しています。