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水彩画プロの裏ワザ (ザ・ニュー・フィフティーズ)

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
こんな感じの絵が描けたら素敵 ★★★★☆
 まず、風景画の制作例が12の手順で紹介されています。3時間で描きあげてしまう奥津氏の画力はすごいですね。3時間のうち2時間をデッサンにあて、残りの1時間で着彩されるそうです。
 「空を描く」の中には、白い雲、雲間から射す陽光、夕焼けの空の描き方が、
「樹木を描く」では、川辺の樹木、遠景樹木、柳、庭木、幹、竹、シュロ、桜の描き方が、
「建物を描く」では、石壁、窓、屋根が、
「山を描く」では、逆光の山や、連山が
「川や海を描く」では、川の流れ、海、水面の描き方が解説されています。
 にじみの技法を使って紅葉した木の描き方を、ぼかしの技法を使って雲間にのぞく青空を、グラデーションで青空が、グリザイユで建物と柳の描き方が解説されています。
 役立つ裏ワザがたくさん掲載されていますが、初心者の方には、2004年に氏が出版された「水彩画プロの裏ワザPART2」のほうが読みやすいかもしれません。
 
いかん!!ドキドキする!! ★★★★★
水彩画の描き方なる教本はいくつか出回っているが、初心者・中級者も含め、水彩画に興味がある方はぜひこの本を手にとってほしい!!
他の教本が水彩画独特の淡い透明感を強調するあまり、感性に頼った内容の薄い本になっているのに対し、この本は「木々」・「空」・「水面」・「山々」など作品を構成する個々のパーツの着色方法を丁寧に解説してあるのが特徴。
著者は冒頭で下絵デッサンの重要性を語っているが
それについても後半に要点を抑えた記述がいくつかあり参考になる。
掲載されている作品はべーシックな落ち着いた作風。…それなのに!
ページをめくる度にドキドキさせられてしまう!!

著者の奥津さんは本書のあとがきをこう締めている。
「スケッチ旅行は宝探しに似ている」
よ〜し!僕もスケッチブックをもって宝探しに出かけるぞ!!
自分だけの素敵な1枚を見つけるために。
グリザイユ画法を学ぶ本。初心者向け入門書ではない ★★★★★
題名に「プロの裏ワザ」とある通り、この本は、初心者が絵画の学び始めに読む本ではないと思います。少なくとも最初のステップを通過して、次のステップに進む時に読む本。

最も特徴的なのが、グリザイユ画法の解説でしょう。発売以来絶賛をうけいろいろな定義付けが行われてきたこの本ですが、現時点ではこの点で評価される。また、素材別の描画法解説がわかりやすいという事で定着していると思います。この2点で言うとその後発売された水彩画の技法書でこの本を越えた物があるかといえば、数少ない、あるいは無いのかも知れません。

なぜ、この本が入門時の初期に使えないかというと、デッサンを大胆に省略しているからです。この本の技術を生かすためには、基礎的なデッサン力がついていないと、着色部分だけまねてみても絵全体としてのまとまりが出てこない。

あとから多数のドリル版が発売されたのは、この本の内容を的確に理解するために、読者のデッサン力をまず均一化して話を進めようという試みだと思います。なるほど、ドリル版をトレースしてみると、プロがどれだけデッサンにこだわり細部まで描写しているのかが痛いほどよくわかります。それに、奥津氏のデッサンは割と細かい。普通の絵画教室では4BあたりでスケッチするところをHBの鉛筆で描いており、遠景を2Hなど、非常に細かい線、遠景でも細部を描写している。それだけのデッサンがあるから、グリザイユ技法が生きてくるのだと言うことを思い知らされます。

アマ中級の人が、自分の絵のバリエーションを広げたり、模写をして技術を学ぼうというステップまで来ている人にとっては、かなりお薦めできる良書だと思います。
新たな手法に挑戦したくなった ★★★★☆
水彩画、特に透明水彩画好きで、たまに描いたりします。もう少し表現の幅を広げたいと考えていたところですが、この本を読んで、いくつか気づきがありました。
いくつか参考になった事を紹介しておきます
1.カーゼ等を使って輪郭を柔らかくしたり、陽光の射し込みを表現する手法
2.グリザイユの使い方(グリザイユは何回かトライしたけど肌に合わない感じでした。紹介の方法だとうまくいくかもと思っています)
3.透明水彩画に、ガッシュ(不透明水彩絵の具)、パステルを取り入れることの提案
  不透明水彩だけだと表現でいないところがあって、自分で下手だなー、と思っているところがあったのですが、別の画材の利用を考えるのもよいと思いました
4.山、木、海、雲、建物など素材別の表現のポイントが示されていて参考になります
美しい! ★★★★★
まず、表紙の美しさに惹かれてしまった。
水彩画というと、「油彩を描くための下絵」程度にしか考えていなかった私にとっては非常にカルチャーショックでした。
水彩でここまで写実的な表現ができるのか!やっぱり裏技はスゴイ。
しかし、この技を使いこなすには修行が必要。
やはり中級者〜上級者向けだと思います。
上手になった気がする。 ★★★★★
上手になった気がする。