このおふれを聞いた継母たちは、金貨欲しさに仕事を終えたままむすめを、「マツユキソウ」を取りに森に行かせる。 ままむすめは寒い森の中をさまようが、森の奥のほうで誰かが火を起こしているのを見る。そこに居たのは1年の各月を司る「月の精」の兄弟たちだった。 幼稚園の劇でやったので、とても懐かしく読みました。気立ての良いままむすめが母や義姉にいじめられ、魔法で助けられる設定は「シンデレラ」と変わりませんが、こちらは読んでいるうちにロシアの森がありありと目に浮かんできます。