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明日に向って走れ(紙ジャケット仕様)

価格: ¥2,300
カテゴリ: CD
ブランド: フォーライフ ミュージックエンタテイメント
Amazon.co.jpで確認
新しい旅立ちのアルバム ★★★★★
 小室等を中心に、井上陽水、泉谷しげるとよしだたくろうが、フォー・ライフ・レコード設立し、その記念すべきファースト・アルバム。1976年に発売されました。当時は、歌手がレコード会社を立ち上げるなんてとんでもないということで、大きな問題に発展しました。よくぞ、それを乗り越えてくれたという感じです。4人は、当時フォーク界を牛耳っていた大物スターでしたから、大手レコード会社も彼らを手放したくなかったことでしょう。
 「明日に向かって走れ」は、まさにその頃のたくろうの気持ちを詩にしたものなのかもしれません。「風の街」は山田パンダ、「明日の前に」は堺正章、「水無川」はかまやつひろしが、それぞれカバーしてヒットした曲。そのほかリメイクされた「どうしてこんなに悲しいんだろう」が入っており、聴き応えがあります。男たちの新しい旅立ちのアルバムとして、感じるものがあります
 
私の聖書です ★★★★★
当時高校生だった私は、部活後の自転車での帰宅時、満天の夜空を見上げて何故自分は生きなければならないのかと悩んでいました。そんな時、このアルバムがいつも支えてくれました。特に名曲「どうしてこんなに悲しいんだろう」は絶望の淵にいる私をかろうじて繋ぎ止めてくれた曲で気が治まるまで何回も繰り返し聴いていました。恥ずかしながら今でも聴くと胸が熱くなります。あれからいろんな音楽を聴きましたけど、当時悩みぬきながら、また、想いが交錯しながらも光を与えてくれた私個人の聖書です。
殻に籠もろうとする拓郎を感じます ★★★★☆
「どうしてこんなに悲しんだろう」を採録しているところからして寂しさを感じさせます。
そう感じさせるのは背景には離婚があるからでしょう。
少なくとも「明日に向かって走れ」「明日の前に」がそれを暗示し、「一つの出来事」は離婚そのものを歌っています。
この後、拓郎は、フォーライフの社長業に専念し、しばらく低迷を続けます。

拓郎をどこで区分するか難しいところですが、このアルバムにひとくくりがあると思います。

ボナーストラックが欲しいところ ★★★☆☆
リマスターの具合も気になるところではありますが、同時期のアルバム未収録曲を追加収録してほしかったです。例えばこのアルバムなら「となりの町のお嬢さん」と「流れる」等。

ちなみに「悲しいのは」は、最初「私」と云うタイトルでした。「今はまだ人生を語らず」のセッションで既にレコーディングされていますが、当初2枚組で出す予定がスケジュールが取れず1枚に絞ったため4曲がオミットされたそのうちの1曲で、ここでは松任谷正隆が新たにアレンジしなおし再レコーディングされています。


蛇足: 自粛なのか規制なのか定かではないですが、長らく廃盤である名盤「今はまだ人生を語らず」をコンプリート盤で再発してほしいです。拓郎ファン誰もが切望していることです。インディーズ経由等でも無理なのでしょうか...
拓郎の平均値 ★★★★☆
拓郎はアルバムの最後に
どの歌をもってくるか…という決定が苦手です。
「伽草紙」は、小鳥だの広場だの、恥ずかしい青春歌謡。
「ローリング30」は、子供の作文みたいな変な歌。
「シャングリラ」は、またあおうぜあばよ、なんて、
本当はつけたくもないカッコをムリにつけてる曲。
おかげで、途中が良くても最後にあらあらがっくり…が
少なくありません。
でも、本作は成功です。
すっとぼけた、この歌しかないでしょう。
一枚がすっきりまとまっていて安心して聴ける。
結果、拓郎の平均値は、これ。
えっ?「風の街は名曲だ」ですか?
さわぐんじゃありません。
拓郎ならこのていど、できてあたりまです。