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沈黙の壁を打ち砕く―子どもの魂を殺さないために

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 新曜社
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まさに副題通りの内容 ★★★★★
自分を守るすべを知らない、大人に依存してしか生きられない子供達の"魂"を守る為には、法律で子供に対する暴力を禁止させるぐらいの勢いで徹底しなければならない、そうだ。
自分を守るすべを持つ大人へは、ちゃんと法律で暴力を振るう事が禁止されているのに、子供への禁止が無いのはおかしいと言うのだ。ごもっとも。

冒頭部分は、「この人の言ってる事は、理解出来ない、又は、理解し難い」と言う風に思う人が居るかも知れない。でも、最後までちゃんと読んでみて。
彼女の必至の訴えは正しいと言う事が分かるはず。親だからって子供に"暴力"を振るう事は許されない事。
例え、それが"教育""しつけ"その他の名目の上に行われた事であっても。

「言って聞かなければ、桊??つしかない」
本当にそうですか?軽く小突くぐらいなら肉体的にも精神的にもそう傷付きはしませんが、ここで言うのは所謂"虐待"の事です。
親のした事を"赦す"と言う事が、自分にとってどう言う事になるのか…

多少大袈裟な感のある表現がまま出て来ますが、90年代に書かれた本で、A・ミラーは20年代生まれで、スイスに住んでいるので、色々今の私達とは異なる部分があるでしょう。それを踏まえた上で読んでいって下さい。