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センネン画報 その2

価格: ¥1,260
カテゴリ: コミック
ブランド: 太田出版
Amazon.co.jpで確認
ときめきがいっぱい ★★★★★
今回は待望のフルカラーと言う事で
大変嬉しかったです\^^/

その1も買っていたのですがやはりカラー作品と言う事で
カラーが良いですね。
その色が伝えるものも今回すごく感じれたので
ずぅっと眺めていました。

今回はキーワードで構成されているので
ばらばらしてなくてより読みやすいんじゃないかなと思います!

時間があると無意識にページを開いてしまう…
そんな本だと思います。
ずっとそばにおいておきたい ★★★★★
前作もまんがの新しい地平を開く傑作でしたが、
今作はさらに抽象的で洗練された表現に変化。
台詞のないコマが生み出すリズムを楽しみたい。

かわいらしい絵本のようでいて、
さらに深みを増した
「生のよろこび、残酷さ」というようなテーマがつきささる。
派手さはないが、何度も読み返すうちに
じわじわときいてきます。

24Pのかきおろしストーリー作品もよみごたえがある。
超短編の本編とあわせてコントラストを楽しみたい。


&待望のフルカラー!

電子書籍の時代に、あえて紙で所有したい美しい本。
ずっとかたわらにおいておきたい1冊です。
総天然色の美しすぎる短編週 ★★★★★
個人のブログ連載から書籍化するやいなや、各界で話題をさらった「センネン画報」
待望の2巻が全頁カラーで登場!
これだけで買う価値のある一冊。

青春のキラメキがまぶしかった1巻にくらべ、
2巻では、思春期のゆらぎにフォーカスしている気がする。
ずるさや残酷さと、純粋さが同居している世界。
ほとんど台詞のない1Pの超短編集ですが、さらっと読める反面、
なんどもなんどもよみかえしてはその時々にかわっていく印象を楽しめた。
漫画というジャンルをとびこして、心に直接響いてくる感覚・体験を、
ぜひ味わってほしい。

帯の松本隆さんのことばどおり、「生きる歓びも悲しみも 青い絵の具の
フィルター越しに ぜんぶ透けて見える」
そんな世界観。

かきおろし作品も痛々しくも美しい。

ふだん漫画を読まない人にこそ手にとってほしい1冊です。
センネン画報という一冊の落ちていく夜 ★★★★★
センネン画報その2を購入して、今読み終えました。

もともとこの作家さんの世界観はとても好きでしたし、
センネン画報も自分の中で大絶賛の嵐でした。

しかし、今回のその2は、1を軽く超えていきました!!


その理由は3つ!

@ 全編カラー

今日マチ子の魅力の一つは色使い。
1では多くのページが白黒だったのが残念でしたが、
今回はなんと全ページがカラー!しかも色味が暖かい!
WEBで見るよりも。より近くに、より暖かく感じられます。
WEBで見たからといって買ってない人は絶対に買った方がいいです。
手の中で色が暖かくなっていく感覚が最高です。


A作品のクオリティが全く落ちていない!

2作目のジンクスとはよくいうもので、
はっきりとしたストーリー漫画のような物語のないミュージシャンやイラストレーター、漫画家のデビュー作には
それまでに何十年もの月日をかけて詰め込んだものなので、デビュー作の内容的に素晴らしいのは、表現者の台に載っている人間としてはある程度あたりまえで、
新しい素晴らしいものを作れない人達は明らかに2作目でレベルが落ちる、と。

で、今回のセンネン画報その2は、全くクオリティが落ちていない!
これはなにげに本当にもの凄いことだと思います!
しかも、まだ描き続けているなんて、、、化け物ですよ、こりゃ。

何事も三日坊主の私は本当に脱帽です。



B 1冊で物語

作者が意図しているかはわかりませんが、
個人的には今回の作品は1冊で持つ物語が感じられます。

前作では、WEBにある作品を集めて、内容で春夏秋冬に並べて、
それだけだともの足りないから、書き下ろしの中編を書いてという構成。
1ページずつの作品が圧倒的に素晴らしいので、読んだ当時は全く感じていませんでしたが、
その2を読み終えた今では、1には1冊と通しての物語性は感じません。(内容は本当に圧倒的に素晴らしいです)

今回のその2には、ある種の意図と物語をもって並べられた気がします。
ネタバレになるのであまり言えませんが、
最初のページで読む者が一緒にちょっとしたお出かけをして、最後のページでああなるのは、
夜更けにゆっくりと読み始めて、夜明けで空気が暖かくなっていくようにして終わるような、まるで夜の夢のようです。

まだ読まれていない方は「何をいっているんだ?」となるかもわかりませんが、
是非読んでみてください。ひとつひとつの物語が大きな夢のように私は感じました。



下手くそなレビューですみませんが、
是非WEBではなく手にとって見てみてください。
本当に素晴らしい作品です。