しかしデニス・モリスによる撮影は、身近な存在としてピストルズを写し出しており、彼らの体温が生々しく感じられる作品である事は間違いない。ファンであれば、文句なく楽しめる一冊なはずだ。少し彼らへの知識を深めた頃に見ると、いっそう楽しいだろう。
残念ながらグレンはいない。スティーブのセンスは何度見ても不思議である。