R&B風のアレンジが効いた豪華なビッグバンド(ドラムスはアル・フォスター)に乗って、御大ジャケーがブロウしてブロウしてブロウしまくる。7分くらいから始まるバックとの掛け合いなどはほとんどこの世のものとは思えない。盟友ミルト・バックナーもがんばっている(が、オルガンの音色がちょっとちゃっちい)。でかい音量でぜひ。
1曲目がとち狂っているのであとの曲の印象が多少薄くなるが、それどもじっくりねっとり歌い上げるAfter Hoursなど聞き所多数。