キャロン・ウィーラーのスウィートなソウルヴォーカルに、ヒップホップのビートと、初期の場レアリック・リズムを加える。それを90年代最大のプロデューサー、ネリー・フーパーとミックスし、ジャジー・B.の優れた才能のふるいにかける。そうしてできたのが、ソウルIIソウルの重要なデビューアルバム『Club Classics Volume1.』だ。もともとは1980年代にリリースされたアルバムだが、チャートを飾った曲の数々は、今もクオリティと新鮮さを失っていない。「Keep On Movin’」や「Back ToLife」の優れたアカペラ・ヴァージョンなど、ほとんどグレイテスト・ヒッツといってもいい内容だ。粗い感じがいつ聴いても新鮮な、際立って斬新なアルバムである。(Ed Potton, Amazon.co.uk)
Keep on Movin'
★★★★★
懐かしく思い買ってしまった一枚。
今聴いても新鮮さがあり、アルバムの完成度が高い。
ハウス、レゲエ、ヒップホップ、ファンク、ソウルなどが融合
したような不思議なリズムでグランド・ビートと呼ばれた。
全曲リズムが安定していて聴いていて何故かとても気持ちよく
落ち着いた気分になる。
これといった強烈な印象はないが、たんたんと流れる綺麗なリズムの
中に力強さがあり、クールで大人な感じに仕上がっている。
African dance もそうだが Back to life など遠い異国の地
を感じ、古さは感じない質の高いアルバムです。
今なお、ふと、聴きたくなります(^^;
★★★★☆
グラウンド・ビートが何たるや?というのは随分と後になって知ったのですが、ともあれ'80sも終わろうかという頃には、殊、U.Sの音楽シーンはブラック・ミュージックの台頭が著しかった事もあり、英発であるSoul II Soulも一気にチャートを登りつめましたっけ。
本作は[1]、[9]といった大ヒット・ナンバーを擁する彼らのデビュー作('89年作)になります。確かに繰り返し良く聴いたナンバーではありましたが、どちらかと言えば(個人的には)"かけ流し"的に聴いていたようで、それ以外のナンバーがそれ程耳に残っている訳ではありませんでした。
久しぶりに聴き直してみましたが、それ程古さを感じる訳でもなく、相変わらず洒落ているのに極私的にはどこか"どよ〜ん"としたような(^^;、軽いトリップが味わえました。
正直なところ、本作以外はまったく手を出していませんが、やはりふと聴きたくなるナンバーが収録されている作品ではあります。
クールかつエレガント
★★★★★
10代の頃衝撃を受け毎日聴いていたアルバムです。
ロンドンを拠点とするクラブDJ、Jazzie.BとNellee Hopperによるプロデュースで
レゲエ、ソウルミュージックのリズムがミックスされて出来た
独特の「グラウンド・ビート」のかっこよさにかなり衝撃を受けました。
Caron Wheelerによるボーカルも印象的でした。
当時よく聴いたのはKeep on Movin'ですがシングルカットされたFairPlay、
Feeling Freeなども印象的。彼らの代表作となったアルバムです。
今聴くと青春時代が蘇ってくるようでとても懐かしいですが古さは感じず
新鮮でやはり価値のあるアルバムだと思います。
最高!!
★★★★★
ダンサンブルだけどどこかクールなグラウンド・ビート・ユニット、
SOUL Ⅱ SOULのデビュー作です。
大ヒットしたタイトル・ナンバーを初めとして、名曲が揃ってます。
最高です。
20代後半~30代前半の方なら、とても懐かしい気分になること間違い無しです。
今の若い人たちにも聴いて貰って、感想が聞きたいですね。