インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

たそがれのヴェニス

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: Warner Music Japan =music=
Amazon.co.jpで確認
MJQの傑作 ★★★★★
父がこのアルバムのLPを好きだったのが切っ掛けで、聴くようになった。
このアルバムは、J.ルイスが映画「大運河」のために作曲したのだが、映画の方は未見です。(以前にDVDで売っているのを見かけたことはあります。)
6曲目の「三つの窓」を基本に、その第1主題を発展させ「ゴールデンストライカー」を、第2主題で「コルテージ(行列)」、
第3主題で、「ローズ・トルク」をという構成になっています。
後に「ブルース・オン・バッハ」(MJQ)やバッハの曲集(J.ルイス)をだしたりと、クラシックへの傾倒の強いルイスだけあり、クラシック的技法が巧く使用されています。
MJQの演奏は、LPの帯に「四重奏団」と書かれるように洗練され、アドリブよりハーモニーに重きを置いたものです。
逆にジャズらしくないと感じる方もいるかもしれません。
ジャケットもターナーの絵が使用されいい雰囲気を出しています。
ただジャケ絵はLPのほうが大きくて良かったな。
個人的には、MJQの最高傑作だと思っています。
諦めていたあの板が!! ★★★★★
私も若かりしころ このNo Sun in Veniceの輸入盤LPをもっておりまして(現在も)とても気に入って毎日の様に聞きました、おかげで現在はノイズが酷く とても聞ける状態で無く諦めて数十年 でも捨てるに捨てられずの状態でした。昨日フッとネットでは?と想いつきamazonでだめもと検索をしましたらアッタ有ったではないですかCDで!!即購入です、今聞きながらレビューを記入していますCDはCDなりにクリアーな音がしてウーンヤッターと顔が崩れじょうたいです。追 昨年暮れにジャックルーシェのプレイバッハもダメモト検索で再会出来ました此れからもamzonのだめもと検索は続くでしょう、amazonnさんありがとう。
アンサンブルの美しさ ★★★★★
MJQはジャズ・シーンの中でも特異なグループである。ジャズには必ず必要とされていたアドリブ、インプロヴィゼーションはなく、緻密に構築された絶妙なアンサンブルとハーモーニーで聴かせるのである。またヴァイブというそれまでのジャズではほとんど使われなかった楽器が活躍するのも、それまでのジャズではなかった。ヨーロッパの美しい風景にインスパイアされたこの「たそがれのヴェニス」や「コンコルド」が大ヒットしたのもクラシックに一脈通じるものがあり、クラシック全盛の50年代のヨーロッパで大受けしたのもうなずける。そんなことはともかく、素直に美しい。伝統的ジャズではないだろう。しかし、ミルト・ジャクソンの透明感あふれる音と、グループの美しいアンサンブルを素直に楽しみたい。(松本敏之)
音はステレオだった ★★★★★
このCDはオリジナルのLP(アナログ)を持っている。
私がMJQの虜になったころ、「誰も知らない」という映画の音楽をMJQがやると言うから大変興味があった。
映画にモダンジャズを取り入れた最初の映画だったと思う。
マイルスデビスの「死刑台のエレベーター」はこの後のこと。
50年代の終わりに発売されたこのLPは日本ビクターがATLANTICのレーベルで「たそがれのベニス」というタイトルだった。
そのLPの日本語で書かれたジャケットには「モダーン・ジャズ四重奏団」と書かれている。
で、このCDは何と!ステレオだった。
当時のLPジャケットにはこう書かれている。
「尚このLPはステレオ方式で録音されたものをシングルにカットしたもので、再生音は非常に自然で美しい。」
モノラルと言わずシングルと言うのも面白いが、マスターはステレオだと言うことだ。
するとこのCDはマスターテープから作られたのだろう。
だから演奏はいうまでもないが、音が特にいい。LPでは出ていない透明感のあるすばらしい録音だった。
単なる「映画音楽」を越えて ★★★★★
全曲ジョン・ルイスの書いた映画音楽だが、映画のためというより、全体が一つの組曲ともいうべき統一感を持った立派なジャズ・アルバムである。当然、ジョン・ルイス色が強いが、生硬な感じはあまりなく、ジャケットのロマンチックな雰囲気を期待しても、あまりうらぎられることはないだろう。

軽快な①、リリカルな②、そしてビル・エヴァンスとキャノンボール・アダレイのアルバムでも印象的だった⑤など、美しいメロディとしっかりした構成の曲が並ぶ。それをもとに名手ミルト・ジャクソンが自在にマレットをふるい、気持ちのよい音を転がして行く。