何か濃いキャラが出てきた(笑)
でもそれがまた良いんだけど、台詞が…(笑)

凛々蝶と双熾も良かったけど、蜻蛉に笑いまくったり、カルタと渡狸に萌えたりと忙しい二巻でした。

とても惹き込まれつつ読み終わりました。
カルタと卍里のピュア炸裂なほのぼのラブも可愛いですが(笑)
やはり後半の凛々蝶と御狐神の主従カップルに全て持っていかれましたね！

キーワードは手紙と過去でしょうか。
凛々蝶から御狐神に何かしてあげようと思う気持ちと、御狐神が皮肉めいた
嫉妬を見せるのも、二人の想いが強まっている証ですよね。
後半ではある意味究極の切ない擦れ違いになるのではないか、と不安になったりしました。
でもやはり知られていなくとも紡いできた絆は確かに存在するんですね！
凛々蝶と御狐神のいじらしさには切なさを通り越して愛しさを覚えます。

そして意外にも変態マスクの彼が男気のある人だったことが驚きです(笑)
嫌ってやるな、とかエレベーターでの手紙の一言とか、「おお！」という
気持ちになりましたね(笑)
悪態をつくことで自分をガードしてきた凛々蝶が、御狐神や仲間によって
柔らかく可愛らしい一面を見せるようになりましたし、
時々芯の部分では心を読ませなかった御狐神の膜も
溶かされていったりと、印象的な巻でした。
最後の皆のコメディパートも大変楽しく、続きがとても楽しみです！

凛々蝶と御狐神の美男美女のコンビがかわいい！
それぞれのキャラが変化がカッコいい！
凛々蝶のツンツンっぷりも愛らしくて、御狐神の忠犬っぽいところも
全部私のツボでした！！
カルタちゃんのぼんやりなところにも胸キュン！
凛々蝶が御狐神を思いやっているところが凛々蝶なりの優しさなんだろうなって
もうとにかく胸キュンでした！！！

面白くなってます！
主人公以外のキャラも個性があって楽しいです。
なんといっても双熾が必死に守ろうとする凛々蝶とのエピソードが★
キャラの内面の部分がわかってくるのですが、とても微笑ましい。
色々背負ってるものなどがもうちょっと出てきたりするのかな？
と次巻に期待してます！

１巻を読んだ時点では、御狐神がどうしてそんなに凛々蝶に尽くすのか判らず
いまいち不審に思っていたのですが、今巻で全てが明かされました。
正直、蜻蛉が現れた時は、いよいよシリアス展開なのか!?と思ったんですけど、
そうはならず、蜻蛉は意外とギャグキャラだったし、
手書きの「ごめんなさい」には癒されました。
続巻にも期待です！