6,7,8曲目はゴリッとした感触の硬派ファンク。70年代の黒人が集う賭博場で流れるには最適、といった雰囲気で、聞き込むほどに味が出る。
4,5,9曲目のスローはすんなり入ってくる良質のメロディーで、特に4曲目は歌が少々ラフなものの聞き応え十分で「今風のおしゃれ」とも言える。
ファンクがファンクと呼ばれるようになる前はファットバックと呼ばれていたそうだが、日本語にすると背脂か?(本当はア!メリカにはそういう名前の肉料理がある。私はまだ食べたことはないが)。まさに脂っこく、そしてドス黒い。
ちなみに内ジャケ写真のメンバーのおっさん達はほのぼのしていて好感が持てる。表ジャケットも可愛い。