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恋は甘いかソースの味か (ディアプラス文庫)

価格: ¥588
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新書館
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少しでも気になるなら読むべき!!です。 ★★★★★
「たこ焼き」に「関西弁」そしてこの「タイトル」
一見するとボケとツッコミにあふれた軽い話のように見えますが・・・
読まず嫌いはいけないなぁと、反省した次第です。

傷ついた亘がゆっくりと日常を取り戻していく「恋は甘いかソースの味か」
亘を支えてくれた徳田の心の傷が明らかになる「丸い卵も切りようで四角」
そんな二人のその後が読める「桃栗三年柿八年」

作中ではこれといった派手な事件は起こりません。
それ故にお互いに心に抱えるものを克服していく様が
日常生活と合わせてゆっくり丁寧に描かれているので、
読了後にとてもほんわかした気持ちになります。
そして、皆さんが書かれているようにたこ焼きが食べたくなります(笑)

お互いが相手を思いやる、優しい物語が読みたい方におススメです。
手元に残しておきたい1冊となりました(^^)

タイトルのおちゃらけ?ムードに対して、至って真剣なCPと内容にイチオシ作品とさせて頂きます(*^_^*) ★★★★★
タイトルがおちゃらけ?気味だったので勝手に判断してなかなか読み始めなかった一冊ですが、読んでみるとこれが至って真面目な内容で、二人とも真摯で、さりげない雰囲気や言葉に深い意味が込められていて面白かった。

カップリング的にはどちらも真面目な人間で、こりゃくっついたらオシドリ夫夫で永遠に続くだろうなタイプ。冒険的な内容はだから皆無。
ハプニングとか別れるだのという修羅場的なものよりも、二人がお互いを必要として、お互いをどれだけ大切に必要に思っているかを実感する過程のお話。

脇キャラもみんな個性派ぞろいなんですよ。物語の世界観がしっかりできあがってもいるし、ストーリーのベースに曖昧な部分がないのも好感持って読めた理由の一つ。
久我作品はいつもそうですけどね。しっかり地に足がついていて現実感が伴っていて読みやすいです。

おしどり夫夫なんですが、基本は徳田(攻)が亘(受)を常にサポートし、守って、いろいろ助言してあげるいわゆる王道タイプ。
ですが、実はそんな徳田も弱い部分があるわけで。ずっと何かがおかしいと思っていた亘がその徳田が内に潜める弱さに気づいて今度は自分が徳田のその弱さを補ってやろうとする。自分自身の人生を徳田にささげようと、徳田が安心するような結論を出していく。
付き合いだすまでよりも付き合ってからの二人の成長ぶり?がじわじわ楽しめたBL小説。

たこ焼き屋の話なので、たこ焼きの事がずっとでてくるわけですが、最初の一ページ目からたこ焼きの匂いがこっちまで漂ってくるような文章。
おいしそう・・・・ ★★★★☆
読みながら何度つばを飲み込んだことか・・・
何度たこ焼き食べたいと叫んだことでしょう。
いや、たこ焼きもおいしそうですがこの二人もなかなかいいです。
野ウサギみたいに他人に警戒しまくる受けとか、好きな人に過保護気味な攻めとか・・・
たこ焼きにまみれて生活する二人に癒されました・・。
大阪弁であるべき作品 ★★★★★
久我さんの作品は大阪弁が多いです。が、大阪弁である必要性のある作品は今のところ、この「恋は甘いかソースの味か」か漫才師シリーズの2種類だと思うのです。(私は、この2種類全部大好きです。)
これは、たこ焼きが取り持つ仲の二人のお話。
二人とも優しくて、相手を痛いほど思いやっていて。そんな二人がゆっくり寄り添っていく過程が、最高に良いのです。Hも自然です。
ドラマティックな話ではないですが、昨今話題の「パワハラ」や、傷ついた人間の癒しを題材に、じっくり人間を描いた作品で、読んだ後幸せな気持ちになれました。
徳田(攻)は、頼りがいはあるけどそこは人間、亘を必要とする、一人の傷ついた人間です。そういう描写も良いし、街子マドカ先生のイラストもぴったり。
亘(受)は、なんか可愛い大阪弁なんですよー。別に女性っぽくもない普通の成人男性ですが、なんだか上品で
「や、あかんねん」
って…。くらくらくるわ〜(笑)。オススメです。
お腹を空かせて読むべし ★★★★☆
<あらすじ>
上司のパワハラが原因で人の視線が気になり始め、勤め先を休職していた亘。
だが大のたこ焼き好きの亘は、その日勇気をだして評判のたこ焼屋に足を運んだ。
そこで再会したのがかつて通勤電車の中で知り合い、たこ焼談義を交わしていた徳田。
彼は脱サラし、たこ焼屋の店主となっていたのだ。徳田の視線にはなぜか緊張を覚えない。
亘はリハビリを兼ね、彼の店を手伝うことになるが・・・。

こういう話だと一度くらいは混乱から大喧嘩してしまったり、
誤解ですれ違いになったりとかありそうなんですが、
基本的にどっちも優しいのでそんな修羅場もなく、個人的には安心してゆったりと読めました。
ヒステリー起こしてわめいたり、被害妄想で消えたりするキャラはあんまり好きじゃないので。

大きな紆余曲折はないものの、常に互いを思いやり、支え合って愛を育んでいく二人に心があたたまります。
頼りがいのあるしっかり者の徳田が、あることに対して非常に憶病なところとか、
Hに対しては意外と素直な受けの亘も可愛かった。
そして脳内はもうたこ焼きだらけ。読後は買いに走ることになります。←自分(^^;)
久しぶりに当たりでした! ★★★★★
正直なところイラストの街子マドカさん目当てだったのですが(笑)
良い意味で表紙とのギャップに裏切られたと思います。

明るくポップなかんじの表紙とは違い、ストーリーの展開や心情描写がせつなくて、本当にたまらない気持ちになりました。
BL初心者の方にも是非読んで頂きたいなーと思わせる一冊だと思います。